美容・健康
[月刊コスメレビュー]

コスメデコルテ「タレントもお気に入り」ジバンシイ「コスパ悪い」!? プロが選ぶ“おすすめ&がっかり”春のデパコス6選

2021/04/16 10:00
篠原奈緒子(ヘアメイクアップアーティスト)

エレガンス「フィッティングジュレファンデーション」

 ベースメイクに信頼度の高いエレガンスが新しいファンデーションを出すというので、楽しみにしていました! しかし、ファンデーションというよりは下地のようなカバー力の低さ……。叩き込んでも全然カバーできないんです。ツヤ感は美しかったので、ナチュラルベースメイク派の人向きなのかと思いきや、結構崩れてしまいます。肌への密着度が弱く、メイク直しがしっかり必要な印象でした。

 付けた時にひんやりするので、夏場によさそうな気はするのですが……。カバー力など、「もう少し改良してほしいなぁ~」と感じるファンデーションでした。

がっかりその3:ジバンシイ「ル・ヌフ・ジバンシイ/06」8,360円

 見た目が最高にかわいい、日本限定の新作カラーパレット。しかし、見た感じのピンク色には全然発色しません。ラメ感はいいのに色が出ない! 「これ、アイシャドウではなくハイライトですか!?」って聞きたくなる、なんとも物足りない発色です。デパコスのシャドウには“しっかり発色&高密着”を期待している私にとって、これで税込み8,000円超えはコスパが悪い。見た目を楽しむ“テンション上げコスメ”として考えても、これは高すぎです。

 そして、パレット中央のシルバー単色ラメは、使い道に困るカラーの筆頭。単色ラメはどうしても使いづらいですし、グレーっぽく見えてしまうのも難しいポイント。唯一しっかり発色すると感じたのはブラウンですが、「だったら単色でブラウンを買えばいいのでは?」と思ってしまいます。好きなところは、粉落ちしにくくて密着する感じや、塗りやすいブラシ。要するに、この新作カラーだけ評価がイマイチなので、より一層“がっかり”してしまいました。

篠原奈緒子(ヘアメイクアップアーティスト)

TVCM・広告・TV番組などで活躍するヘアメイクアップアーティスト。女優、タレント、音楽アーティスト、芸人、声優、スポーツ選手などを多く担当している。10代の頃からヘアメイクを志し、人気のヘアメイクアップアーティストに師事後独立。現在は新人育成のための技術指導も請け負っている。自身でのメディア露出もこなし、LINE公式ブロガーとしても活動。若い世代を中心に幅広い支持層を持つ。

公式サイト

最終更新:2021/04/16 10:00
アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 塩対応な私の旦那様はハイスペックな幼馴染!?~トロトロに甘やかされて開発される体~
  2. 交際ゼロ日で嫁いだ先は年収5千万円のスパダリ農家~20歳、処女を弄ぶ優しい指先~
  3. お花屋さんは元ヤクザ~閉店後の店内で甘く蕩ける~
  4. 体育会系幼馴染は世界一の溺愛男子~全人類の好感度がある日見えたリケジョの私~
  5. 淫魔上司は不器用な溺愛男子~インキュバスが魅せる激甘淫夢は人外の快感~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト