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エリザベス女王の「コーギー」メーガン妃の「ビーグル」、ハムスターも!? 英国王室のかわいいペットたち

2021/02/26 18:02
堀川樹里(ライター)

ジャック、シーシー、テディ、ジンジャー ~ヨーク公爵家の愛犬~

 ヨーク公アンドルー王子一家のノーフォーク・テリア。セーラ・ファーガソンとの娘たちである、ベアトリス王女とユージェニー王女がかわいがっていることでも知られる。

 ジャックはユージェニー王女のお気に入りの愛犬だとされるが、彼女が長年交際し、18年10月にゴールインした夫の名前もジャックだと話題に。結婚披露宴でアンドルー王子がスピーチをした時、犬と婿の名前が同じだとネタにして、会場を沸かせたこともあった。

 犬たちは18年、王女たちと共に英版「Vogue」に登場。撮影中にベアトリス王女のフリルにおもらしをしてしまったという逸話もある。

 ちなみに、一家はオレンジというノーフォーク・テリアも飼っていたが、2019年にウィンザーグレート・パークで毒性のある植物を食べ、亡くなってしまった。

ガイ&プラ ~ヘンリー王子とメーガン・マークルの愛犬~

 メーガンが15年、当時テレビドラマの撮影のため住んでいたカナダのトロントで開催された譲渡会で引き取ったビーグル犬のガイ。メーガンはラブラドール・シェパードのボガートという犬も飼っていたが、老犬だったため、長時間のフライトには耐えられないだろうと判断し、ガイだけを連れて王室に嫁入りした。

 ガイは新しい環境にすぐになじんだようで、2人の結婚式の朝、エリザベス女王と一緒に車に乗っている姿がパパラッチされた時には、「すでにロイヤルの雰囲気が漂っている」と話題に。18年には『His Royal Dogness, Guy the Beagle: The Remarkable True Story of Meghan Markle’s Rescue Dog』という、ガイが主人公の絵本まで発売された。

 犬好きなメーガンは18年8月にヘンリー王子と、黒色のラブラドール・レトリバーを迎え「プラ」と命名。ツワナ語で「雨」という意味で、2人が初めてバケーションをするなど特別な国であるボツワナ共和国で「恵み」とされているもの。特別な思いを込めて命名したことが話題になった。

 昨年3月末に王族から離脱し、カナダ、アメリカへと住まいを移してからも2匹は一緒で、長男アーチーの良き遊び相手になっているようだ。

【番外編】ニンゲン ~愛子さまの愛猫~

Getty Imagesより

 日本の皇室でもペットが飼われている。現在、セブンという猫を飼われている愛子さまは、初等科4年生だった時に初めて飼われた猫に「ニンゲン」と名付けたと伝えられている。

 独創的な名前の由来は、「人と人の間に入り込むから」や「人間らしいしぐさをするから」説があり、子どもならではのユニークな発想だと話題になった。猫は親子で東宮御所に迷い込み、親のほうを「ニンゲン」、子どものほうは「ミー」と呼び、かわいがっていたとのこと。「ミー」は、祖母である美智子さまにちなんでいるのではないかという大胆な説もある。

 ニンゲンは、16年に亡くなり、その後、動物病院から「セブン」を譲渡してもらったとのこと。幸運の数字「ラッキーセブン」にちなんで命名されたと伝えられている。

 映画版『キャッツ』のチャリティー試写会に出席し、愛猫の写真をトム・フーパー監督に見せたり、主演したフランチェスカ・ヘイワードと猫の話で盛り上がったと伝えられている愛子さま。「由莉(ゆり)」という犬も飼っており、ペットたちをとてもかわいがっていると伝えられている。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2021/02/26 18:02
エリザベス女王
やはり「ニンゲン」のネーミングセンスには誰も勝てません
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