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2020/10/16 18:59
堀川樹里(ライター)

ノースの“ラッパーデビュー”にキムが涙(シーズン19 エピソード2)

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 今年3月2日に、パリ・ファッションウィークで行われた、カニエの「Yeezy」シーズン8。新型コロナウイルス感染症がじわじわと広まる中、キムとコートニーは「感染が怖い」「国が封鎖されたら帰国できなくなるかも」と悩みながらもカニエを応援するため、それぞれの長女、ノースとペネロペを連れてパリに飛んだ。

 18年にモデル・デビューしているノースは、カニエが毎週日曜日に主宰しているゴスペルパフォーマンス「サンデーサービス」で歌ったり踊ったりと、音楽に親しんでおり、何らかの形で近々歌手デビューするのではないかとうわさされていた。ショーに向かう車中でキムは、ノースに「あなたはいつデビューするの?」と質問。「それはダディが知ってる。私は知らないわ」と答えるノースに、キムは目を細めていた。

 渋滞に巻き込まれた4人は開始直前、ギリギリで到着。カニエは彼女たちを出迎え、ノースの手を取ると、すぐに舞台裏に消えてしまった。

 キムたちは戸惑いながらも観客席に回り、ショーを観覧。カニエの独創的な演出やコレクションにため息をつきながら見ていると、「わぁ~!」と叫びながらノースがランウェイに登場。モデルが練り歩く中、「アタシの名前はノーシィ(ノースの愛称)!」「なにこれ~ 服よ~! なにこれ~ 衣服なのよ~!」とライムするノースを、キムは驚きながらもスマホで撮影。娘のラッパーとしての初舞台に、うれし涙を流した。

 ノースは、オノ・ヨーコばりの奇声を発するなど前衛芸術家としての素質も見せ、父親のコレクションを大いに盛り上げた。しかし、パフォーマンスするノースから「アイ・ラブ・ユー、ペネロぺ!」と指さされたペネロペはドン引きしており、温度差が感じられるとネット上で話題になった。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/10/16 18:59
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