インタビュー

「洗顔ブラシ」「ニキビパッチ」で逆に悪化!?  形成外科医・上原恵理医師が「ニキビケア」を斬る

2020/02/12 21:00
サイゾーウーマン編集部
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上原恵理先生

 雑誌やテレビ番組、インターネットで数多く紹介される“美容法”。その中には、医学的な根拠が証明されていないものや、「むしろ逆効果」というものまで存在しているようだ。

 自身のSNSで、ちまたに広がる真偽不明の美容法に“鋭く”切り込み話題になっている、「表参道スキンクリニック」表参道院の医師・上原恵理先生に、5回に分けて“美容法のウワサ”を斬っていただく当連載。第1回目は「育乳」、第2回目は「鼻が高くなる方法」と「小顔マッサージ」、第3回目は「拭き取りメイク落とし」、第4回目は「ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタなど保湿成分を配合したスキンケアコスメ」についてうかがった。最終回となる今回は、「ニキビ」に関する正しい知識についてお聞きする。

ニキビは病気でありケガ! 正しい治療法とは

――年齢が上がるにつれ、ニキビの発症する場所が変わってきた気がします。また、「10代は“ニキビ”、それ以降は“吹き出物”」と呼び名が違いますが、ニキビと吹き出物は別物なんですか?

上原恵理先生(以下、上原) 慣用句的に言っているだけで、何も違わない。そもそも、ニキビとは、おでこや鼻にかけてのTゾーン、口元や顎、フェイスラインのUゾーンにできる発疹のこと。思春期はTゾーン、大人になるとUゾーンを中心に発症することが多いので、発症部分は異なります。

 ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰分泌によって引き起こされる毛穴の詰まりです。Tゾーンは成長期のため皮脂が過剰分泌し、Uゾーンは男性ホルモンが優位な状態になり、皮脂が過剰分泌され、それぞれニキビの原因につながります。女性でもストレスや睡眠不足、不規則な生活などによって、ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが普段より多く分泌されてしまいます。社会人として働く中で、いろいろな負担が肌に影響しているのかもしれません。

――ニキビ用のスキンケアコスメは、デパートやドラッグストアで販売されています。ニキビが発症すると、まずこのような商品を手に取る人が多いと思うのでが、いかがでしょうか。

上原 ニキビは病気! 医薬品でもない、市販のニキビ用スキンケアコスメは意味がありません。きちんと治したいなら、あれこれ市販の商品にお金を使う前に、保険診療が受けられる皮膚科医に行くことをオススメします。皮膚科では、ニキビ治療のガイドラインが決まっていて、さまざまな薬をニキビの状態から処方してくれます。過去のビッグデータをもとに、安全かつ早く治る方法を集めて作られたガイドラインに沿って「この薬がダメならこの薬」というように経過を見ながら、適切な治療を進めていくわけです。なので、ドラッグストアでひとりアレコレ悩むくらいなら、皮膚科に行った方が確実かつ安価に治療できる。日本人はニキビを“青春のシンボル”として捉えがちですが、“病気”であり“ケガ”であるということを認識してほしいですね。

――保険診療の皮膚科にニキビでかかると、「あまり話を聞いてくれない」「ちゃんと患部を診てくれない」という声も多いです。

上原 医者はプロなので、パッと見た瞬間に、ニキビの状態から最適な薬まで、すぐにきちんとした診断ができるんです。患者さんとしては、いろいろと患部の状態を説明したいのかもしれませんが、先生がぶっきらぼうでも、ちゃんとわかっていますから安心してください。

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