人気歌手にも政治があるっていういい見本

勘違いが起因のテイラーVSニッキー、収束したものの周囲を含む人間関係に大きなヒビ

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これ絶対カニエが出てくるやつ! ニッキーを擁護して、テイラーをディスるやつ!

 7月21日に発表された『2015MTVビデオ・ミュージック・アワード』のノミネートをめぐり、Twitterで複数の人気歌手を巻き込んだ騒動が勃発。ニッキー・ミナージュが音楽界における黒人差別を訴えたところ、自分のことを揶揄していると誤解したテイラー・スウィフトが上から目線で勘違いにもほどがあるツイートをし、ブルーノ・マーズにエド・シーラン、ケイティ・ペリーも参戦し、ハチャメチャな状態に陥るという騒ぎに発展した。テイラーが誤解していたと謝罪したことで一応は集結したものの、8月30日の授賞式はさぞかし面白いことになるのではと期待が寄せられている。

 21日午前11時、『2015 MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』ノミネートが発表された。同賞最高の栄誉である「最優秀ビデオ賞」には、テイラー・スウィフトfeat.ケンドリック・ラマー「バッド・ブラッド」、ビヨンセ「7/11」、エド・シーラン「シンキング・アウト・ラウド」、マーク・ロンソンfeat.ブルーノ・マーズ「アップタウン・ファンク」、ケンドリック・ラマー「オールライト」が選ばれた。人気女性ラッパーのニッキーは「最優秀ビデオ賞」のノミネートは逃したものの、「アナコンダ」で「最優秀女性アーティストビデオ賞」と「最優秀ヒップホップビデオ賞」に、アリアナ・グランデ&ジェシー・Jとコラボした「Bang Bang」で「最優秀コラボレーションビデオ賞」にと3部門でノミネートされた。

 間もなく、まず今年9部門に最多ノミネートされたテイラーが「バッド・ブラッド」で「最優秀ビデオ賞」にノミネートされたことを喜ぶツイートを投稿。視聴者やファンは、公式ウェブサイトから同賞に投票できるため、「みんなぜひ投票して~」と呼びかけた。

 その数時間後にはニッキーが、今年5月末にリリースしたビヨンセとのコラボ作「Feeling Myself」がノミネートされなかったことについて「爆笑。締め切りに間に合わなかったってか」とツイート。インスタグラムに「VMAに『Feeling Myself』がノミネートされなかったことを知ったときのアタシたちのリアクション」という説明文と共に、ビヨンセとニッキーの怪訝な表情と、2人が「?」という表情で顔を見合わせている写真を投稿し、Twitterにリンクした。

 さらに、「もしアタシが違う“種類”のアーティストだったら、『アナコンダ』は最優秀振付賞や最優秀ビデオ賞にノミネートされてただろうね」「“ほか”の女子が、記録を塗り替えるようなビデオを出し、カルチャーに大きな衝撃を与えるとノミネートされるわけよ」と笑顔の絵文字を大量に付けてツイートし、表では笑い、心では怒っていることを表現した。まだまだ文句を言い足らないニッキーは、最初のツイートから3時間たっても、「もしスリムな体形の女性をたたえるようなビデオなら、最優秀ビデオ賞にノミネートされるのよねぇ」「でも大丈夫。ノミネートされた3部門で賞を獲得するから」と、おかんむり状態。

 「スリムな体形の女性」といえば、多くの人がモデル体形のテイラーを連想するだろう。事実、彼女は最優秀ビデオ賞にノミネートされており、メディアも、ニッキーがテイラーのノミネートに怒っていると報じた。しかし、「ニッキー、あなたのパワーと揺らぎない自信は私を勇気づけてくれる!」というファンからの応援ツイートに対して、ニッキーは「アタシだってさ、いつも自信満々なわけじゃないのよ。黒人女性がポップカルチャーに多大なる影響を与えても、それに対して賞が与えられることは本当にまれ。そんな状況に嫌気が差して疲れちゃったのよ」と説明。テイラーをディスっているのではなく、音楽界における黒人差別を訴えていた。

 しかし、テイラーはニッキーの全てのツイートを読まずに、「ニッキーにディスられてる!?」と思い込み、「私はいつだってあなたのことが大好きだし、サポートしてきたじゃない。女性同士を対立させるだなんて、あなたらしくないわ。あなたのノミネート枠を取ったのは男性アーティストかもしれないのに」とツイート。ニッキーのツイートにはテイラーの名前などどこにも書いていないのに、テイラーはニッキー宛に名指しでディスった。

ブルーノ・マーズの空回りに涙が出そうなんだけど……

しぃちゃん

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