いずれ「テラスハウス出身」が?

自らセックステープを流出させる男! リアリティ番組が生んだ承認欲求モンスターたちはポルノに走る

2018/03/18 19:00
fala
「全米最悪のリアリティスター」と言われるファラ

 16歳の女子高生が妊娠、出産する姿を追う人気リアリティ番組でダメ母っぷりをさらし、「史上最悪の母親」「自己中女」と叩かれる存在になったファラ・アブラハムというリアリティ・スターがいる。受け取った多額のギャラは娘のためではなく「頑張っている自分へのご褒美」として豊胸手術などの美容整形に費やし、挙げ句、手っ取り早く大金を稼ぐためにポルノ出演。その後は、ポルノサイトでオナニー生配信やフェチ動画を公開したり、ストリップ・クラブでポルノのプロモーションのためストリップクラブに訪れるなど、絵に描いたような転落人生を歩んでいる。

 アメリカでは、00年代から雨後のタケノコのように大量のリアリティ番組が制作され、数多くのリアリティ番組スターが誕生した。自己愛が強い目立ちたがり屋ばかりなので、ファラのようにポルノに転身する人物も少なくないのだ。

 今回は、そんな「ポルノに出演したリアリティ番組のお騒がせセレブたち」をご紹介しよう。

 老舗リアリティ番組から発掘された逸材女優

 今日の素人参加型リアリティ番組ブームのきっかけを作ったと言っても過言ではないのが、米MTVの『Real World』だ。オーディションで選ばれた、見ず知らずの20代の若い男女7~8人が、新しい町で共同生活を送る姿をカメラが24時間追う番組で、けんかありロマンスあり、エロあり差別ありで「等身大の20代が見られる」「ガチンコなぶつかり合いが見られる」と大ヒット。1992年から続く長寿番組となっている。

 この『Real World』のシーズン11(02)に出演したトーニャ・クーリーは、小麦色に焼けた肌が魅力の、ブロンド&ブルーアイ美女。わがままな性格のドラマクイーンで、ハウスメイトとけんかをしたり、体調を崩して入院騒ぎを起こしたりと、番組の盛り上げ役として人気が出た。

 その後、お色気ありのコンペ番組などへの出演を経て、06年にマントラ・フィルムの人気ソフトコアポルノ・ビデオシリーズ『ガールズ・ゴーン・ワイルド』のエピソードにセレブゲストとして登場。別の女の子にさっさと脱いで乱行に加わるように促すなど、ここでも盛り上げ役として大活躍していた。複数の男女がセックスする姿を間近で見ながら解説し、ポルノのプロデューサーや監督としての才能もあるのではないかと話題になった。

 気を良くしたのか、トーニャは翌07年、米有料チャンネルCinemaxのソフトコア・シリーズ『The Erotic Traveler』で「クンニをされて感じまくるスーパーモデル」という役どころを熱演。脱ぎっぷりも良く、スキンヘッドのマッチョにバックで突かれて悶える姿が美しいと話題を集めた。もともとスリムで豊胸手術もしており、ポルノ女優向きだといわれていた彼女は、04年12月には男性誌「PLAYBOY」のサイバー・ガール・オブ・ザ・ウィークにも選出。ヌードになってノリノリでポーズを取り、多くの殿方を悩殺したものだった。

 このまま波に乗ってポルノ界での活躍を期待されたが、11年に「『Real World』の撮影中、大量の酒を飲まされ泥酔して気を失っていた時に、男性キャスト2人からあそこに歯ブラシを出し入れされる性的暴行を受けた」「プロデューサーに訴えたのに『我慢しろよ』と相手にされず、最終的に降板させられた」と訴訟を起こして大注目を集めた。訴訟は和解に終わったが、その内容は公開されず、「リアリティ番組には闇がある」と囁かれるきっかけを作った。

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