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ローリン・ヒルの娘やミシェル・オバマが愛する才女も! 今注目の「Z世代セレブ」5人

2021/07/11 11:00
堀川樹里(ライター)

アマンドラ・ステンバーグ(22)

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 映画『ハンガー・ゲーム』(12)のルー役に出演し、演技派子役として世界から注目を集めたアマンドラ。黒人と白人のミックスレイシャルという立場から世の中をより良く変えていこうと活動を開始。2015年に、カイリー・ジェンナーがコーンロウヘアにした時には、「見た目をかっこよくする時にだけ、黒人の文化を利用するのね」「黒人に対する人種差別問題には目を向けないくせに」と批判し、大きな話題になった。

 また、「黒人女性の美しさの基準は、ヨーロッパの基準に倣っている」と問題点を指摘。疑問をストレートに発信する、若きフェミニスト活動家として知名度を得るようになった。

 大ヒット映画『ブラックパンサー』(18)では、アフリカの架空の王国の王女シュリ役に内定していたものの、自分は半分白人だからと辞退。「人種について高い意識を持っている」と高く評価された。

 16年にはバイセクシュアルであることをカミングアウトしており、18年には女性でも男性でもないノンバイナリーであると公言。17年に受けたインタビューでは、「メンタル・ヘルスにネガティブな影響しか与えないから」と、スマートフォンを手放したことを明かすなど、自分らしく生きられる道を模索しているよう。

 トニー賞で6部門を受賞した名作ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』の映画版(9月に公開予定)にも重要な役どころで出演。演技力にますます磨きがかかってきたと、女優としても注目されている。

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