【連載】“買い物狂い” の散財日記<番外編>

メルカリ初心者必見! 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の違いを買い物狂いが解説

2020/07/29 21:00
千葉N子(ライター)
フリマサイト「メルカリ」より

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

「メルカリデビューしてみたいんだけど、発送方法とか梱包とか、なんかよくわかんなくて……」

 先日、50代くらいのお姉さんにこんな相談を受けました。家には、買ったけれどあまり使用していない洋服やジュエリーがあり、出品してみたいという気持ちはあるものの、始め方がわからないというのです。

「商品を発送するには、スーパーなどでダンボールをもらわないといけないと思うけれど、小さなものを入れるダンボール箱はスーパーに置いていないし……」

 その話を聞いて、私は「あー、確かに以前は、3辺が60cm以下の小物を入れるダンボール箱ってなかなかないから、調達するのが大変だったなあ」と思い出しました。しかしそれは一昔前のこと。今はコンビニでも小物の発送用ダンボール箱を取り扱っているんです。

 ということで、今回はメルカリの便利な送り方についてご紹介します。

 まず、メルカリには、宅急便や普通郵便などのほかに「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」という配送サービスが用意されています。らくらくメルカリ便はヤマト運輸、ゆうゆうメルカリ便は日本郵便と提携しており、このサービスを利用すると、普通に宅急便を出すよりも発送料金が安く、荷物の追跡サービスもつくので、今商品がどこにあるのかを自分で確認することができます。また、万一配送途中に品物が紛失したり、商品が壊れたときにはメルカリ事務局から代金を補償してもらえるので、安心して取り引きが行えます。

 しかも、面倒な「あて名書き」をする必要がありません。さらに、メルカリ便は、ヤマト営業所や郵便局はもちろん、コンビニでも発送が可能。コンビニでは24時間受け付けてもらえるので、好きな時に発送することができます。

「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」、どっちが便利で使いやすい?

 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」に大きな価格差はありません。そのため、近くにあるのがセブン-イレブンやファミリーマートなら「らくらくメルカリ便」、ローソンなら「ゆうゆうメルカリ便」というように、「自分の家から近いコンビニ」を基準に、どちらを使うか決めると良いと思います。

 また、ダンボール箱で送るような宅急便サイズのほかにも、今はよりお手軽に送れる発送方法があります。それが「ネコポス」や「宅急便コンパクト」、「ゆうパケット」です。

 メルカリは「送料込み」の値段で出品すると商品が売れやすくなります。しかしその場合、送料の10%が販売手数料として売上金から引かれてしまうため、コスメなどの小さな荷物を送りたいと思った時、送料が高い宅急便で送ると、その分売上金が低くなってしまうんです。つまり、メルカリの成功のコツは、「送料をどれだけ抑えられるか」。もちろん、一番安い発送方法は、郵便局から普通郵便で送ることですが、普通郵便には追跡サービスがつかないので、度々紛失事件が起こっているようです。ちゃんと送ったのに、取引相手から「商品が届きません」と言われる可能性があることを考えると、ぞっとしますよね。そんなときにおすすめなのが、「ネコポス」「宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」なのです。

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