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【2019アメリカ脱力ニュース】パトカーでセックスし始めた男女、手術中にアナルから大麻が出てきた男!?

2019/12/31 17:00
堀川樹里(ライター)

SNSに投稿された指名手配写真に犯人が立腹

 6月12日、ルイジアナ州セントマーティン郡で発生した事件の容疑者逮捕につながる情報収集活動をしているNPO団体「セントマーティン・クライム・ストッパーズ」(以下、SMCS)が、公式Facebookに「週末に発生した事件で、第2級殺人未遂容疑で指名手配されているプレシャス・ランドリーがどこに潜伏しているのか、情報をお持ちの方はお電話ください。1,000ドル(約11万円)の懸賞金あり」と掲載した。

 逃亡中のプレシャスは捜査状況が気になったのか、「SMCS」をチェックし、自分に関する投稿を発見。指名手配に使われている写真にショックを受け、自分のFacebookアカウントにログインした状態で、「その写真、超ブス」と怒りのコメントを書き込んだ。

 指名手配の写真は、恐らく過去に警察沙汰を起こした際に撮影されたマグショットだと思われる。ノーメイクの状態でムッとした表情を浮かべ、髪もセットされておらず、額はニキビだらけの写真だ。ログインしたまま投稿すれば足がつくと考えなかったわけではないだろうが、自分が気に入らない写真を使われたため、コメントせずにはいられなかったのだろう。

 「SMCS」はすぐに反応。「最寄りの警察に来てくれたら、新しい写真を撮影しますよ。もしくは、そのまま逃亡して1,000ドルの賞金目当てで誰かに通報されるか、選んでください」と提案。プレシャスは自首する選択肢を選んだ。

 この指名手配投稿はまだ残っているが、プレシャスのコメントはすでに削除されている。しかし、このコメントに気づいた人は多く、指名手配投稿には9,000近くのコメントが書き込まれており、プレシャスの「超ブス」写真は全米に知られるハメになってしまった。

名前と住所が記載された書類の裏に「金を出せ!」と書いた銀行強盗

 7月29日午前11時過ぎ、オハイオ州クリーブランドの「U.S.バンク」ユークリッド・アベニュー支店に、緊張した面持ちの男がやってきた。男は硬い表情で窓口に歩み寄り、カウンターの女性に「強盗だ、おとなしく金を出せ」と書いた紙を手渡した。

 窓口の女性は驚きながらも、紙の裏に何か書かれていることに気がつき、裏返した。それはオハイオ州自動車管理局が発行した書類であり、男性の名前と住所がはっきりと記載されていた。男は、強盗に入る前に用事を済ますためにオハイオ州自動車管理局を訪れ、そこで渡された書類の裏に「金を出せ!」と殴り書きしたのだ。

 窓口の女性は手元にあった206ドル(約2万2,000円)を、「どうぞ、マイケル」と名前を呼びながら手渡した。54歳のマイケル・ハレルはうなずきながら金を受け取り、足早に銀行を出て行ったという。

 この事件の報告を受けたFBI捜査官は、女性が覚えていた男の名前と住所をもとに、すぐにマイケルを逮捕できた。そして、「銀行強盗事件は犯人探しに苦労するものですが、今回は犯人が窓口の女性に名前と住所を“提示”してくれたので、非常にスムーズに逮捕できました」という声明を発表した。

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