今年もアホの濃度が上がってる!

飲酒運転がバレないように自分の顔を殴った男、「ゾンビ警報」を流した市……今年も失笑! 2018年全米おばかニュース5

2018/12/16 19:00
飲酒運転がバレないように自分の顔を殴った男、「ゾンビ警報」を流した市……今年も失笑! 2018年の全米おばかニュースの画像1
ゾンビ警報を出されても、対応策がわからない!

 2018年も、多くの凶悪犯罪のニュースが報じられたアメリカ。6月には人気ラッパー、XXXテンタシオンが強盗に射殺されるという事件が発生。11月には、女性3人を殺害した罪で14年に終身刑判決を受けた男が、1970~05年に全米各地で売春婦ら90人を殺害したことを自白し、史上最悪の連続殺人鬼の一人だと世間を震撼させた。

 しかし、深刻なニュースの中にも、「なんてアホな!」とあきれ返るような事件が多発。全米の失笑を誘うような犯罪者が多かった。そこで今回は「2018年の全米おばかニュース」の中から、特に“アホ”な5つの事件を紹介しよう。

飲酒運転男、検査を受けられないようにと自分の顔を殴る

 1月13日早朝、メイン州ベルファストでパトロールしていた警察官が、溝にはまった車両を発見。車内には27歳のブライアン・フォッグ容疑者が呆然と座っていた。飲酒運転を疑った警察官がアルコール検査を行おうとしたところ、なにを思ったか、フォッグ容疑者は突然、自分の顔面をグーで思いっきり3回殴ったのだ。その結果、検査キットの使用が困難になってしまったとのこと。もちろん彼はそれを狙い、飲酒検査を受けるより、痛い思いをする方を選んだのである。

 警察はそれでもフォッグ容疑者はを逮捕した。容疑は、DUI(飲酒・薬物使用下の運転)と同じ意味のOUI、物理的証拠隠滅罪、器物損壊罪。おとなしく検査を受けていればOUIだけで済んだものの、体を張って免れようとしたため罪が増えてしまったのだ。

 しかし、逮捕時のマグショット撮影時、フォッグ容疑者は血がつき腫れた唇で、「どうだ!」と言わんばかり。酒を飲んでいるため「オレは大丈夫。警察をごまかせた! 勝った!」と気が大きくなっているようにも見受けられ、「なんともアホな奴」だとネット上で話題になった。

薬物所持で逮捕された女、「強風のせい」とシレッと弁解

 3月21日、フロリダ州フォートピアスで、道路から外れて走っている不審な車両を地元警察官が発見。停止させ、車内検査を実施した。警察官は、車内からマリファナの匂いが漂っているのを確認。車には運転手のほかに2人おり、そのうちの一人、26歳の女性ケネシア・ポジー容疑者が持っていたハンドバッグの中からコカインとマリファナを見つけた。

 警察官に「この薬物は君のものかね?」と問われたポジー容疑者は、涼しい顔で「マリファナは私のです」と素直に認めた。しかし、コカインについては「まったくわからない」と言い張り、「今日はすごく風が強い日だったでしょう? きっと外を舞っていたコカインが、窓から私のハンドバッグの中に飛び込んできたのだと思います」と真顔で主張した。

 警察官がそんなウソを信じるわけはなく、ポジー容疑者はマリファナ所持という軽犯罪に加え、コカイン所持という重罪に問われることに。この突拍子もないポジー容疑者の弁解を、メディアはこぞって報道。それは海を越え、イギリスのBBCにまで報じられることとなった。

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ゾンビ側の気持ちになってみたいから、あえて噛まれたいかも
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