美容・健康
【連載】美容整形Dr.高須幹弥に訊く!

Dr.高須幹弥が見た「アートメイク失敗例」! 「イモトアヤコの眉毛に」「消えない」……除去手術のリスクは?

2019/05/06 21:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

【第86回】「高須幹弥センセイ、アートメイク除去は眉毛やまつげがなくなるって本当?」

 皮膚に色素を注入して眉やアイラインを描く「アートメイク」。毎日のメイクの煩わしさから解放されるというメリットがある一方で、「思っていたのと違う仕上がりになった」などの失敗談も後を絶たない。一度施すと数年は消えないため、美容整形外科で除去手術を受ける人も少なくないのだとか。高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、貴院にも「アートメイクの除去手術」メニューがありますが、実際にどのような失敗例を見ましたか? 失敗しないためのアドバイスも教えてください!

■アートメイクで多い失敗例とは?

 アートメイク除去に来られる患者さんに多いのは、「眉毛の失敗」「アイラインの失敗」「数年たっても消えない」といった理由です。

 眉毛は微妙な違いでイメージが大きく変わる上、デザインの流行もあるので、除去を希望される患者さんの多い部位です。とくに年齢を重ねると下がっていく眉毛の外側は、若く見えるように上げて描く人が多いのですが、「はね具合が気に入らない」とか「上がりすぎでキツい印象になってしまった」といった声をよく耳にします。また、「色が濃すぎて普段のメイクよりきつく見えてしまう」との理由で来られる方も多いですね。50代60代の女性でもいらっしゃいます。

 男性でも、眉毛が薄いのが悩みで「男らしい眉毛にしたい」とアートメイクを入れたけど、イモトアヤコさんみたいに異様に太い眉毛になってしまったり、メイクをしたみたいな見た目になってオネエっぽく見えたりといったことで、除去を希望されることがあります。

 アイラインの場合は、濃すぎる色で太すぎる幅に描かれてしまい、一昔前の韓国人おばちゃんみたいになってしまったという人や、目を大きく見せようとして、上下のまぶたにガッツリと、ぐるっと1周囲むように黒い色のアイラインを入れてしまったことで、かえって目が小さく見えてしまったという人もいました。

 アートメイクは数年で消えるといわれているため、「消えると聞いたからやったのに、全然薄くならない」という理由で来られる方もいます。表皮と真皮のあいだくらいの浅いところに、薄い色素をちょろっと入れたくらいなら5~10年でほとんど消えますが、真皮層に濃い色素を入れてしまうとなかなか吸収されずにずっと残ってしまいます。入れる色素の濃さや深さによっては消えない場合もあり、個人差も影響するので、「アートメイクは数年で取れる」というのは、あまり過信しない方がいいでしょう。

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