日本一行列のできる便秘外来!?

日本一“便秘”を診ている医師に聞く、「ヨーグルトのビフィズス菌って効果あるんですか?」

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順天堂大学医学部付属順天堂医院教授・小林弘幸先生

 女性の体の悩みベスト3圏内にランクインするであろう、便秘。10代の頃から始まり、もう10年以上便秘と付き合っている人もいるのでは? 今回は、「日本一行列のできる便秘外来」で「日本を代表する便秘症の名医」と呼ばれている順天堂大学医学部附属順天堂医院教授・小林弘幸氏に、便秘をはじめ女性を悩ませる“不腸”について聞いてきました。また昨今、急激に種類が増えているヨーグルトの正しい選び方も教えてもらいました。

――あらためて、便秘とはどんな症状を指すのか教えてください。

小林弘幸氏(以下、小林) 便秘の定義は一般に、「3日以上排便がない状態、また出たとしても1日35g(ピンポン玉程度)以下の場合」とされています。便秘の主な原因は偏った食事、筋力不足、腸内環境の悪化などが挙げられます。女性は筋力が弱いため、男性よりも多い傾向にありますね。

――便秘の逆で、下痢体質で悩む人もいます。お酒を飲むと下痢になりやすいと聞きますが、予防する対策はありますか?

小林 実は便秘も下痢も同じく、腸内環境の乱れによって起こります。腸内環境の乱れが、男性は「下痢」、女性は「便秘」という形で現れることが多いのです。しかし、お酒を飲んだ次の日の下痢は、大量にアルコールを摂取したためと考えられます。アルコールは、腸から体への水分や電解質の吸収率を悪くするため、水分や電解質の排出量が増えます。さらに糖や脂肪の分解・吸収も低下し、下痢が起こりやすくなります。対策としては、空腹時に飲まない。おつまみはアルコール代謝をサポートしてくれるたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンCが摂れるものを選びましょう。冷奴や寄せ鍋など、和食のおつまみがいいですね。そして、腸内環境を整えておくというのも大切です。

――空腹時や食後に、おなかの音が鳴って恥ずかしいという女性は多いのですが、これも腸が原因ですか?

小林 おなかが鳴る音は「腹鳴」といいます。空腹時のほか、食事後など、胃や腸が収縮しておなかが鳴ります。また、おなかが鳴りやすい人は、食事時に空気を吸い込んでいることが多いようです。ただ、あまりにも鳴るようであれば、腸の病気によってガスが発生している可能性もあるので、病院を受診してみた方がいいかもしれませんね。

――病気のサインの可能性もあるのですね。ほかに、女性が気にしておいた方がいい腸の症状はありますか?

小林 朝・晩の冷え込みが激しい一方、満員の通勤電車では汗がにじむ……といったように、1日の中で温度差を感じる時期です。気温差が7度を超えると、副交感神経と交感神経のバランスが悪くなり、自律神経が乱れ始めます。すると、副交感神経が関係している腸の働きも悪くなり、便秘傾向に。これを「寒暖差便秘」と呼んでいます。

かなしいほどに下痢体質の女も……

しぃちゃん

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