[連載]海外ドラマの向こうガワ

本格的な復讐劇『リベンジ』の人気は、格差社会が生んだ「欺まんへの憤り」が要因?

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『リベンジ シーズン1 コレクターズ
BOX Part1』(ウォルト・ディズニー
・ジャパン株式会社)

――海外生活20年以上、見てきたドラマは数知れず。そんな本物の海外ドラマジャンキーが新旧さまざまな作品のディテールから文化論をひきずり出す!

 長引く不況に苦しむアメリカ。今年に入り、オバマ政権はやっと富裕層増税に動き出したが、経済的に搾取する富裕層のせいで、格差は広がるばかり。中間層・低所得層の怒りは沸騰点に達しており、富裕層に制裁を加えてほしいと強く望むように。『ゴシップガール』や『新ビバリーヒルズ青春白書』など、ゴージャスで現実離れした暮らしを描いたドラマに対しても辟易するようになったのか、視聴者は離れる一方。その結果、2作品とも放送の打ち切りが決定した。

 実生活でシビアな体験をしている人々は、ごまかされることにも過剰に反応するようになっている。オバマ大統領2期目の就任式典で、口パクで国歌斉唱したビヨンセをバッシングする大騒ぎに発展したことは記憶に新しい。人々が本物・真実にこだわる傾向は日ごとに強くなっている。

 2011年秋のシーズンにスタートしたドラマは、そんな世間の「富裕層嫌い」「偽りへの過剰反応」を反映したものが多かった。富裕層に嫁いだ双子の姉に成り済ますサスペンスドラマ『リンガー ~2つの顔~』、父の汚職事件で貧乏になった元お嬢様が主役のコメディ『2 Broke Girls』。中でも、3大ネットワークのABCの、裕福な人たちへの復讐を描いた新作ドラマは「痛快」「リアル」だと高い人気と評価を得た。その作品が『リベンジ』である。

不景気になると猜疑心が強くなるのね

しぃちゃん

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