同情を集めたはずが一転!

チャーリー・シーンからDVを受けた妻、過去の”問題児”ぶりが明らかに

2010/01/02 11:45
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チャーリーの代表作『ホット・ショット 2』

 クリスマスの朝にDV(家庭内暴力)による第二級暴行罪、第4度の重罪、威嚇行為、第5度の重罪、器物損壊罪、第1度の軽犯罪の疑いで逮捕された俳優のチャーリー・シーン。911通報した妻のブルック・ミューラーは当初全米の同情を集めたが、今週に入り過去2回逮捕されていたこと、コカインなどの薬物を常習していたことが明らかになったほか、早々と弁護士を雇ったことから「実はかなり、したたかな女性なのでは」という冷めた目で見られるようになっている。

 米「Radaronline」によると、2008年にチャーリーと結婚し2009年3月に双子を出産した不動産投資家のブルックは、1996年9月にDUI(薬物・アルコール等の影響下での運転容疑)罪と器物損壊の罪で、2001年3月には第3度の重罪で逮捕されていた。2回とも薬物絡みだったという。

 最初の逮捕は、運転していた車を道路標識に激突させたブルックが、駆けつけた警察官に対して事情を説明する際、「ろれつが回らず、酷く混乱した」様子であったため、飲酒検査を受けたとのことブルックから規定を超えるアルコール数値が検出。DUI罪が科せられた。この時、強い鎮痛薬ヴァイコティンを服用していたことも認め、デート・レイプ・ドラッグとして使用されることが多いロヒプノールを「誰かに」飲まされたとも主張。ほかにも、マリワナやコカインを摂取したこともあることを取調べで明らかにしている。2001年の逮捕は、コカイン所持に対する逮捕であったとのことだ。

 酒癖が悪いだけでなく、麻薬にも手を染めていたブルックは、今回チャーリーが逮捕された際にも「泥酔状態」であったとされており、「ナイフを突きつけられた」との訴えも信憑性が低いとの声もあがっている。

 なお、逮捕された現地時間12月25日午後7時に8500ドル(約77万5千円)を支払い保釈され、その足でロサンゼルスに戻ったチャーリーは、24日夜からブルックと酒を飲み始め「口論した」こと、「お互いの腕を叩く程度のことはした」ことは認めているが、暴力を振るったり、脅すようなことは決してしていないと激しく反論している。

 前妻で女優のデニース・リチャーズもチャーリーからDVを受けたと語り、離婚裁判中に接近禁止令を申請して受け入れられていたこと、また、1990年に婚約者を誤って銃で撃ったり、1998年に薬物過剰摂取で緊急入院しリハビリ施設入りしたりと、トラブルの多いチャーリーへの風当たりは強い。しかし、1990年後半に依存更生施設でリハビリを受けてからは禁酒を続けていたと見られており、今回飲んだのはブルックが勧めたからではないか、との憶測も流れている。

 ブルックは現地時間12月30日に、O・J・シンプソン裁判の弁護士として有名なイェール・ギャランテールを雇い、チャーリーに対して接見禁止令を出すようコロラド州アスペン裁判所に申請。裁判所はこれを受け入れ、最低5日間の仮接見禁止令を下した。同裁判所は、現地時間1月4日午前10時半に2人から申し立てを受けた上で仮接近禁止令を解くかどうかの審理を行うことも決定している。

 チャーリーの広報は、「今後、2人は結婚カウンセリングなどを受け、夫婦関係を修復するよう努力する」との声明を発表しているが、近日中に離婚申請するのではという見方を示すメディアが多い。しかし、一方で、ブルックがチャーリー側から「今回の件を穏便に済ませたら、100万ドル贈与する」とのオファーを受け、乗り気でいるとの噂も流れており、とりあえず「元サヤ」に戻るのではないかという見方も出てきている。

 DVや夫婦喧嘩というよりも酔っ払い同士の喧嘩に近いと見られる今回の事件が、果たしてどのような結末を迎えるのか。2010年も2人の動向から目が離せそうにない。

『ホット・ショット 2』

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最終更新:2010/01/02 11:45
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