コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

秋篠宮さまの“プロポーズ美談”は全部ウソ!? 報じられた内容と報道されなかった真実

2022/02/26 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――「お子様の意思を尊重することに尽きる」という秋篠宮さまの教育方針が、悠仁さまの場合はどうだったのかというお話ですよね?

堀江 はい。眞子さま、佳子さまの時ほど、秋篠宮さまによる悠仁さまの子育て論の披露は行われていない印象があるので、いつかそういう本も出版されたらいいな、とも思いました。

――やはり悠仁さまのケースは、姉宮とは異なっているのでしょうね。

堀江 そうでしょうね。

 悠仁さまは筑波大付属高には推薦入学なさったようですが、例の作文コンペもその対策の一つだったのでしょう。「優れた成績を修めねばならない」という重圧が、参考書籍と悠仁さまの文章が酷似した問題に影響したことは間違いないと思うんですよね。やるせないことですが。

 「酷似」という表現自体に事を荒立てたくない関係者の苦悩が表れていますが、これ、ものすごい炎上になり得た大事故だと私は思っています。

 過去の皇族方の進学問題についても、機会を改めてお話しできるとよいですね。

堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

1977年、大阪府生まれ。作家・歴史エッセイスト。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。日本・世界を問わず歴史のおもしろさを拾い上げる作風で幅広いファン層をもつ。著書に『偉人の年収』(イースト・プレス)、『眠れなくなるほど怖い世界史』(三笠書房)など。最新刊は『隠されていた不都合な世界史』(三笠書房)。

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Twitter:@horiehiroki

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最終更新:2022/02/27 09:29
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