知られざる女子刑務所ライフ118

覚醒剤は“怪物”! 元ポン中が「薬物依存の後遺症と戦い続ける清原さんはすごい」と激励

2021/05/30 16:00
中野瑠美改め瑠壬(作家)

不調はクスリのせいだけじゃない?

 詳しくは「清ちゃんスポーツ」を見ていただきたいですが、今も不眠やうつ病の薬をたくさん飲んでいて、出かける支度をするのも、とても時間がかかるそうです。これを「いかにクスリ(違法薬物)が悪いか」「一度でも手を出してしもたら人間やない」みたいに言われるのはつらいですね。

 たしかにクスリに手を出すのはええことではないのですが、そこから立ち直ろうとしてる人は応援しましょうよ。清原さんのような有名人で人気者以外の人のことも支えてあげたいですね。

 ちなみに知り合いのバーのママさんは、「同じことをしても前より時間がかかるのは、クスリやなくて単に加齢のせいとちがうかなあ」と言うてました。加齢(苦笑)。もっと年を取ってからの話ですよね?

 あと、「オトコにも更年期障害はあるから、うつ病と耳鳴りは更年期障害かもよ? なんでもかんでもクスリのせいにしたらかわいそう」とも。どうでしょうかね? 愛するキヨが更年期障害て微妙すぎますが、可能性もなくはない……ですかね?

中野瑠美改め瑠壬(作家)

中野瑠美改め瑠壬(作家)

1972年大阪・堺市生まれ。覚せい剤取締法違反で4回逮捕され、合計12年の懲役を経験。出所後は、刑事収容施設への差し入れ代行業や収容者と家族の相談窓口などを行う。現在は堺市内で「Night Space祭」を経営。著書『女子刑務所ライフ』(イースト・プレス)がある。

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最終更新:2021/05/30 16:20
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