良くも悪くも日テレっぽさある

「日テレでドラマを書きたい脚本家」はいない? ドラマ視聴率が振るわない日本テレビ、3つの“致命的”理由

2020/11/30 20:27
村上春虎
『35歳の少女』(日本テレビ系)公式サイトより

 日本テレビのドラマが、なかなか振るわない。テレビ朝日と年間視聴率を競い合う日テレだが、その足を引っ張っている一つの要因は、どうやらドラマにあるようだ。

 午後10時台の日テレドラマの視聴率は、11月14日に放送された柴咲コウ主演の土曜ドラマ『35歳の少女』第6話の視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、21日放送の第7話は7.7%。波瑠主演の水曜ドラマ『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(11月11日)の第5話は8.1%、第6話は7.9%(同18日)となっている。

 テレビ朝日では、この時間帯は『報道ステーション』が放送されているため、同じく午後10時台のTBSドラマと比較してみよう。

「森七菜主演の火曜ドラマ『この恋あたためますか』の第6話(同24日)は、自己最高で9.8%。木村佳乃主演の金曜ドラマ『恋する母たち』の第5話(同20日)は8.2%となっているので、『35歳の少女』『#リモラブ』とだいたい1%程度の違いです。ちなみに、録画視聴率、いわゆるタイムシフト視聴率のランキングを見てみても、日テレはTBSに負けています」(芸能ライター)

 では、日テレドラマが視聴者にいまひとつ刺さらないのは何が原因なのだろうか。テレビ関係者に意見を聞いてみたところ、3つの“致命的”問題点があるようだ。まず1つ目は、「放送枠」に対するイメージ付けが弱いこと。

「例えば、TBSの『この恋あたためますか』が放送されている『火曜ドラマ』は、ほぼ恋愛路線で一貫しています。『逃げるは恥だが役に立つ』『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』『おカネの切れ目が恋のはじまり』など、とにかくラブストーリーが多くラインナップされてきた。来年1月も、上白石萌音による『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』と、色がブレていません。 一方で、『35歳の少女』が放送されている日テレ『土曜ドラマ』は、もはやジャンルがバラバラ」(テレビ関係者)

 「土曜ドラマ」の内容を見ると、前クールが『未満警察 ミッドナイトランナー』、その前が『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』と、警察・医療モノがあったかと思えば、『俺の話は長い』(19年10月期)というホームコメディもラインナップ。その前は警察モノでも韓国ドラマのリメーク作『ボイス 110緊急指令室』(19年7月期)で、学園ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(19年4月期)も放送され、確かに「放送枠」に共通項は見えてこない。

「放送枠の色を固めるのは非常に大切なことです。その枠のドラマジャンルが固定化し、枠自体にファンが付けば、キャスティングされる俳優の人気や実力、ネームバリューに関係なく視聴してもらえるからです。これがうまくいってるのが『火曜ドラマ』や、同じくTBSの『日曜劇場』なのです。もし仮に、『リモラブ』が『火曜ドラマ』だったら、もっと人気が出るような気がします」(同)

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土曜ドラマ=ジャニドラの時代はよかった

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