大反響!

日テレ新番組『with MUSIC』、松下洸平の進行が「ヤバすぎ!」といわれるワケ

2024/04/03 18:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
マイクの画像
写真ACより

 『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の後番組として4月13日よりスタートする生放送音楽番組『with MUSIC』。レギュラー放送に先駆け、「春の2時間スペシャル」が3月30日に放送されたが、MCの有働由美子とともに進行役を務めた松下洸平の評判が上々のようだ。

目次

・SMILE-UP.所属者が不在
・松下洸平が「ヤバすぎる」?
・裏番組に惨敗続けば打ち切りも

『with MUSIC』記念すべきスペシャル回にSMILE-UP.所属アーティスト不在

 日テレによると、同番組のコンセプトは「アーティストの今一番歌いたい歌を、一番聴きたい歌に」「世界的な視野に入れ、グローバルな価値・視点を持つ令和時代ならではの本格的な音楽番組」。

 「春の2時間スペシャル」では、Number_iがデビュー曲「GOAT」をフルサイズで披露。地上波初パフォーマンスであったため、大きな話題に。そのほか、福山雅治、大泉洋、YOASOBI、コブクロ、三代目 J SOUL BROTHERS、緑黄色社会、NiziU、LE SSERAFIMが出演した。

 さらに、トークパートのスタジオセットは白を基調としており、Number_iの岸優太は番組内で「良い意味のシンプルさというか、出演者を立ててくれる」と好意的な印象を語っていた。

「スタジオのシンプルさや、フルサイズでのパフォーマンス披露などは、『ライブハウスでの生ライブ』がコンセプトの『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)を意識しているようにも見えました。一方、今回、Number_iの“地上波初パフォーマンス”を勝ち取った『with MUSIC』ですが、記念すべき最初のスペシャル回にSMILE-UP.所属グループが1組もキャスティングされなかったことに対し、『日テレはSMILE-UP.からTOBEに寝返ったの?』などと不満を漏らす一部ネットユーザーも見られます」(芸能記者)

『with MUSIC』の進行・松下洸平が「ヤバすぎ」といわれるワケ

 また、アーティストナビゲーターとして、有働と共に番組進行を務める松下だが、ネット上では「有働さんと松下さんの優しい空気感が最高。見てるだけで幸せな気持ちになった」「松下洸平のポテンシャルを見抜いた天才、誰!? お茶目な有働さんとのコンビネーションが最高なんだけど!」と称賛する声が相次いでいる。

「松下は、かつて『ZIP!』(日本テレビ系)で月替わり曜日パーソナリティーを務めたほか、昨年、NHKの美術バラエティ番組で2度ほどMCを務めたことはありますが、レギュラー番組での司会的なポジションは今回が初。放送後には落ち着いた司会ぶりが話題を呼び、『歌もうまくて演技もできて、司会もパーフェクトな松下洸平、ヤバすぎだろ!』などと視聴者の間でどよめきが起きていました」(同)

『with MUSIC』裏番組に惨敗続けば打ち切りも?

 なお、『with MUSIC』は若い層を対象としたコア視聴率獲得を狙っている番組といわれている。しかし、レギュラー放送はお笑い番組『新しいカギ』(フジテレビ系)と同時間帯に放送されるとあって、視聴者の争奪戦が予想されているようだ。

「『新しいカギ』は『学校かくれんぼ』などの企画が若者にウケており、昨年頃からコア視聴率が爆上がり。回によっては、裏番組の『世界一受けたい授業』や『ジョブチューン』(TBS系)の数字を上回っていました。『with MUSIC』も『新しいカギ』に惨敗するようなことが続けば、当然、テコ入れや打ち切りが検討されるでしょうね」(同)

 ひとまずは、「アーティストに対するリスペクトも感じられて、品の良い番組だった」といった好意的な声が相次いでいる『with MUSIC』。かつて午後9時台の音楽番組『THE M』をわずか4カ月間で終了させた苦い過去がある日テレだが、今回は長く続くだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2024/04/03 18:00
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