その他

『バチェロレッテ』福田萌子さんに「はぁぁぁ!?」「お前、ホント見せろよ」暴言吐いた男性陣が炎上

2020/10/30 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

※本稿は『バチェロレッテ・ジャパン』最終回のネタバレを含みます。

 10月30日の配信をもって最終回を迎えた『バチェロレッテ・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)。その衝撃的な結末に、賛否の声が飛び交っている。

 最後に残った男性はふたり。プライドが高くなかなか自分をさらけ出せなかったが、最後の最後で「過去に婚約破棄になった経験から、人を本気で好きになるのが怖い」と涙ながらに本心を語った黄皓さん。最初はおどおどして萌子さんに話しかけることすらできなかったが、回を重ねるごとに成長し、旅の最後には目の前で愛情を直接言葉にできるほど変わった杉田陽平さん。

 黄皓さんも杉田さんもバチェロレッテ・福田萌子さんとの出会いを通して変わっていった魅力的な男性だったが、萌子さんは恋愛・結婚への決定打を見出すことができず、「誰も選ばない」という前代未聞の決断をした。

 これまでシーズン3まで製作されてきた『バチェラー・ジャパン』では一度もなかった結末に、多くの視聴者が呆然としたようだ。

落とされた男性陣が激昂「なに言ってんのこの人?」
 しかし本編のラスト以上に波紋を呼んでいるのが、これまで落とされた男性全員がスタジオに集まった第10話「アフターファイナルローズ〜旅の終わりは私が決める〜」だ。落とされた男性たちの中には、萌子さんへの怒りをあらわにする者が少なからずいた。

 藤井達也さんは<意味が分からない。選ぼうとする努力もしなきゃいけないじゃないですか。『無理だった』? 『優しさに甘える』? はぁぁぁ!?>と、大きな声を出して結果への不満を訴えた。

 萩原章太さんも<『なに言ってんのこの人?』みたいな。自分の言ってることとやってることが全部真逆。落ちた僕たちは正直に言ってきた、ちゃんと。僕も、本当の“萩原さん”を見せている。本当の“萩原さん”を見せた、で、落ちました。最後『選べません』って、お前、ホント見せろよ>と、汚い言葉を混ぜた物言いで怒りをぶちまける。

 しかし、こうした意見に対するバチェロレッテの答えは明解だった。スタジオに現れた萌子さんは<『私は真剣に向き合いきれたのか?』と自問自答することもありました>と語り、それでも適当な気持ちで出した答えではないと断言した。

<これは私の決断で、私は誰かを納得させるために自分の人生の決断をしていません>
<私は結婚相手を探しに来たんです。だから、その先が見えていない人にローズを渡すという選択肢はなかった>

 さらに、男性陣から飛んだ「卑怯」「ズルい女」などという罵倒には、毅然とした表情で<誰かを選ぶことが、自分の運命の人ではないと思っている人を選ぶことで、ズルさはなくなるんですか。それを選んだら満足するんですか。いろんな人の意見があると思う。なんと言われてもいい。ただ、私の人生を決めるのは私です>と返し、<誰が何と言おうと私の決断に迷いはない>と、萌子さんは涙ながらに語ったのだった。

 『バチェロレッテ・ジャパン』の結末には視聴者の中でも賛否が分かれている。確かに、福田萌子さんがくだした決断は、「最後にひとりの男性を選ぶ」という番組のルールを根底から覆すものだった。ただ、番組を見てきた人の中には、非常に萌子さんらしい決断だったと納得する声も多い。

 番組進行を務めるSHELLYも、結末に驚きつつも、<なんか萌子さんらしいですよね。中途半端な答えは出さないというか。真っ直ぐだから>と語っていた。

 萌子さんは自分自身の気持ちに正直で、「いま自分はどう感じ、なにを考えているのか」を的確に言葉にしていく女性だ。同時に、相手へのリスペクトも決して忘れない。顔・名声・年収などではなく、相手がどれほど萌子さんと真正面から向き合っているかで判断する──萌子さんはそうやって17名の男性と対峙してきた。

 それだけに、萌子さんの最終判断を尊重しようとしない「アフターファイナルローズ」での男性陣の態度には、視聴者から失望の声が漏れている。

 SNS上では「1人の女性に対して男が集団で責めるのってどれだけ怖いかわかってない。やっぱり萌子さんのこと好きじゃなかったんじゃ」「あなたたち仮にも萌子さんに恋してたんでしょ? 何故いいかげんにしろよとか狡い女とか言えんの?」といった意見が多く投稿され共感を集めている。

 ちなみに、番組終盤まで残った黄皓さん、杉田陽平さん、當間ローズさんの3人は一貫して萌子さんの決断を尊重し、文句を言う他の男性陣を諌める姿勢を見せていたことを補足しておきたい。

 最終的には「該当者なし」となったが、「アフターファイナルローズ」の様子から、萌子さんのこれまでの決断は間違っていなかったことが証明されたような気がしてしまうのである。

最終更新:2020/10/30 20:00
アクセスランキング