“中学受験”に見る親と子の姿

中学受験に母の出番は「ないない」!? わが子全員、トップ私立から東大へ……「スーパー母」の実態

2020/04/12 16:00
鳥居りんこ(とりい・りんこ)

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

写真ACからの写真

 筆者は長く、中学受験の取材を続けている関係で、我が子が大学生、社会人に成長したという「卒母」(わが子の中学受験を終えた母親)の女性たちとも話をする機会に恵まれている。

 その中には、トップ私立中高を卒業したわが子が「全員、東大」あるいは「全員、医大」「全員、海外有名優秀大学」という、まるで後光が射すがごとくの「スーパー母」がたくさん存在する。そういう母たちに、子育てについて興味津々で話を聞くと、どうも二通りのタイプが存在するような気がするのだ。

 一つは「子どもが突然変異」タイプ。ある母は「いやだ! 子ども二人が揃って東大って言っても、私は何もやってないわよ~。上は勝手にやってたし、下は気付いたら東大に行ってた!」と抜かしおった。

 意外にも、心からそう認識しているようで、決して謙遜ではなさそうだ。この子らは親の学歴云々というよりも、そもそも生まれ持った「地頭」が猛烈に良い。幼い頃から、一を聞いて十ではなく千を知るタイプなのだと思う。つまり「天才」「神童」と呼ばれる子たちなのである。

 こういう子を持つ母にインタビューすると、かなりの確率で、次のように言われる。

「中学受験に母の出番? ないない! うちの子はいつも事後報告よ。小さい頃から、自分のことは自分で決めてたし、私が口を出すまでもなかったわ」

 子どもを怒鳴りまくって、過呼吸になるかと思いながら子育てをしていた筆者は、ただ「恐れ入りました」と首(こうべ)を垂れるしかないのである。

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