美容・健康
薬剤師が忖度なしにジャッジ!

睡眠・快眠サプリ「ドリエル」「グリナ」「ナイトサプリ」ほか……薬剤師が「飲んでも意味がない」判定

2020/02/21 19:00
宇多川久美子(薬剤師)

左から「ナイトプラス」DUEN「休息siNight」バブルスター株式会社「グッスリラ」プレミアムサプリ

 「ナイトプラス」に入っているラフマですが、これはハーブみたいなもので心を落ち着かせるとされています。そこにGABA、テアニンも入れて、グリシンも入れてますね。個人的に、安眠で一番大事だと思っているアミノ酸はトリプトファンなのですが、それも入ってる。何mg配合なのか、HPを見ても容量はわかりませんが、安眠に関わるとされる成分が全部入ってる。すごいですね。

 「グッスリラ」も、1日あたりの配合量がグリシン480㎎、テアニン100㎎ですか。機能性食品の「グリナ」はグリシン3000mgだったので、そこまでの量ではないものの、テアニンの力も借りればすごいんじゃないですか? なかなかです。「休息siNight」も、グリシン、GABA、トリプトファン、テアニンと安眠に良いとされるアミノ酸がいろいろ入っていますね。ただ、1粒あたりの含有量がわからないのはネック。機能性食品と同じく、どれもアミノ酸なので食事で摂取すればいい気がしますね。

薬のほとんど、実はプラセボ効果

 これらは不眠症を改善するのではなく、ちょっと乱れてしまった睡眠を改善するものなので、飲み続けるものではありません。自身で生活習慣を見直したり、バランスの良い食事を考えていくことが最も大切。個人的にはどれも手を出しませんが、買うなら「レスタミンコーワ」ですね。
今回、プラセボ効果のように思えるものも多かったのですが、実は流通している医薬品の50%は「プラセボ効果」。「すごくよく効くんだよ」と出された薬の効果は絶大なんです。お隣さんや口コミ、ネットの声は、人にとって一番大きな効果になるんです。

 最後に、症状のウラには重大な疾病が潜むこともあります。薬局の薬剤師に話をしても、あくまでも問診上のことで、対処療法としての薬しか出せません。体の中を見れるのは、医師だけです。しっかりと医療機関にかかりましょう。

(解説:宇多川久美子、取材・文:サイゾーウーマン編集部)

最終更新:2020/02/21 19:00
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