コラム
知られざる女子刑務所ライフ74

元女囚が考える、経産省と文科省の薬物犯罪――エリートコースよりもキメセク優先?

2019/09/22 16:00
中野瑠美

 もう一件、8月19日に文科省の元キャリアの薬物事件の判決公判がありました。韓国旅行でシャブを覚えて、日本でも使うようになったそうです。

 この「旅行先で薬物デビュー」は、ありがちですよね。特に大麻は合法なところも多いですから、興味もあってつい手を出してしまうこともあるのでしょう。これも気持ちはわかります。韓国でだけにしておけばええのに(←ダメ。ゼッタイ。)、日本でもシャブを使うようになったのは、職場のイジメが理由やそうです。ニュースによると、けっこうな陰惨なイジメで、お気の毒でした。どこにでも、いじわるな人はいてるんですね。

 それよりも「キメセクもよかった」と公判で話したそうで、これには苦笑しました。正直でええですね。お相手は出会い系で見つけたそうです。めっちゃ共感できましたが、あきまへん。文科省ですよ……。子どもたちの教育を管理する仕事なのにキメセクて。他人様のことは決して言えない瑠美ですが、ちょっと書かせてもらいました。

 せっかくのエリートさんですから、まずは薬物と縁を切って、再出発していただきたいと思います。何度も書いてますが、私でもできてるから、がんばってください。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

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最終更新:2019/09/22 16:00
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