反資本主義へは受け継がれたようだけど......

ウォール街のデモにショーン・レノンが参戦! 歌ったのは予想外のあの曲

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オノ・ヨーコに「母ちゃん、もういいかげんに谷間しまっ
てくれよ」と言いたげなショーン

 ニューヨークのウォール街で反格差社会を訴える抗議デモが始まり、1カ月以上が経過した。すぐに自然消滅するだろうという当初の予測に反して、今なお多くの人々がデモ活動を行っている。そんな彼らを精神的にサポートしたいと、ショーン・レノンが友人たちと共に現場でギターを奏でながら熱唱した。

 小野太郎という日本名を持つショーンが支援ライブを行ったのは、10月24日のこと。仲間の映画監督・やシンガーソングライター、ミュージシャンと共にデモ現場を訪れ、彼らを励ます音楽を披露した。

 あごヒゲをたくわえメガネをかけ、父ジョン・レノンにそっくりな風貌のショーンは、大衆の中でもひときわ目立つ存在感を放つ。そんな彼の登場に、デモ参加者のテンションは否応なしに上がったのだが、彼らがプロテストソングとして演奏したのはジョン・レノンの曲ではなく、マドンナのヒット曲「マテリアル・ガール」であった。

 ショーンはその後、Twitterで「一番よく撮れてるウォール街のギグのビデオは、今のところこれかな?」と動画のリンクを掲載。体を上下左右に揺らしながら軽快なリズムで「マテリアル・ガール」を歌いあげる自身の姿を紹介した。動画には、演奏前に仲間が行ったスピーチも入っているのだが、天然ガス採掘技術、水圧破砕(フラッキング)により地下水が汚染されていく危険性について繰り返し訴えており、資本主義に抗議するデモとは若干関係ないようにも感じられた。

 ジョン・レノンとオノ・ヨーコという、あまりにも偉大な両親を持つショーンだが、重圧に押しつぶされることなくマイペースにミュージシャンとしてのキャリアを積み重ねている。1998年のデビューアルバム「イン・トゥ・ザ・サン」以降は、他のアーティストとのコラボレーションを楽しみ華やかな舞台からは遠ざかっていたが、2006年にリリースしたセカンドアルバム「フレンドリー・ファイア」では、独自のサウンドが健在であることを証明。コアなファンを喜ばせた。2009年には『ちょうどいい ほん』(講談社)で絵本作家デビューをしており、芸術家として幅広く活動している。

 プライベートでは、母ヨーコの「Talking To The Universe」リミックスを通じて、独特のサウンドをクリエイトすることで知られるチボ・マットの本田ゆかと知り合い、交際に発展。1996年から1999年まで付き合い、同棲もしていた。その後、フォークグループ「ママス&パパス」のジョン・フィリップスの娘でモデル・女優のビジョウ・フィリップス、画家の父と作家の母を持つ女優のリーリー・ソビエスキー、ミック・ジャガーの娘で今年男性誌『プレイボーイ』で脱いだモデルのエリザベス・ジャガーなど、個性豊かな美女たちと浮き名を流した。

 数年前からは、モデル・ミュージシャンのシャーロット・ケンプ・ミュールと交際。彼女とは2008年にThe Ghost Of A Saber Tooth Tigerというユニットを結成しており、公私にわたるパートナーとして知られている。裸でオノ・ヨーコに寄り添うジョン・レノンの有名な写真をパロディにした、裸でショーンに寄り添うシャーロットの写真を撮影したことでも話題になった。母ヨーコとシャーロットと共に、Chimera Musicというレコードレーベルも立ち上げており、こちらの方も順調だと伝えられている。

 今、デモが行われているマンハッタンの路上では、「We are the 99%」というスローガンが書かれたデモ・グッズを観光客に売る露天商が話題を呼んでいる。9.11直後にもこの手の便乗ビジネスが流行ったのだが、資本主義に抗議するデモなのに商売ネタにされるとは、資本主義そのものではないかと皮肉る声があがっている。

 母親から「アートの手法に規則はない」と伝授されたというショーン。プロテストソングとして資本主義の塊のようなマドンナの曲を選ぶのは滑稽すぎると意地悪く書くタブロイドもあるが、デモ隊の心に響くという点では、「マテリアル・ガール」はベストチョイスだったのかもしれない。

『ちょうどいいほん』

息子を太郎のように育てたい、すべての方へ

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