ママ友トラブル

メルカリやセカストで、おさがりのブランド服を売却! ママ友の“小遣い稼ぎ”は非常識?

2023/11/04 16:00
池守りぜね(ライター)

ママ友ウォッチャーが解説!
おさがりをあげるときは「相手が大切に使ってくれたらラッキー」くらいの気持ちで

 子どものサイズアウトした服や使っていないおもちゃを、メルカリやヤフオク!などに出品したり、セカンドストリートやハードオフ、トレジャーファクトリーなどに売ったりして小銭を稼ぐというのは、今の時代、当たり前となった。しかし、困るのが今回のようなお古としてもらった服やおもちゃの処分方法だ。

 唯さんが雅美さんにおさがりをあげたのは、処分目的もあるが、 「彼女の役に立ってほしい」という気持ちがあったからだろう。それを、フリマアプリに出品され、買取ショップに売られていたと知ったら、ショックも大きい。筆者も、同じような経験があるので気持ちは理解できる。「売るつもりなら譲ったものを返して」とも言いづらいだけに、気持ちはすっきりしないだろう。

 唯さんは雅美さんを「ママ友」と言っていたが、雅美さんには、 親戚であるがゆえの無配慮さを感じた。これからは自分の精神衛生のためにも、「捨てた」という気持ちになれるものしか譲らない、もしくは最初に「あなたが使ってください」と伝えるべきだ。

 子どもが1人しかいない場合、使用しなくなった洋服やおもちゃ、育児用品が、きれいな状態で残っているというケースも多く、 未練が残ってしまいがち。手間がかかっても、自分でフリマアプリに出品して販売するか、買取ショップに持って行く、それができないのならば、たとえ売られたとしても許せる相手に譲るべきだろう。

  「相手が大切に使ってくれたらラッキー」。おさがりをあげるときは、それくらいの気持ちでいるほうがいいのかもしれない。



池守りぜね(ライター)

池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2023/11/04 16:00
でもやっぱり売られたことを知ったらショックだなぁ~
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