ママ友トラブル

ママ友との手料理持ち寄りホームパーティーに、1人だけ「デパ地下高級スイーツ」持参ってアリ?

2023/09/24 16:00
池守りぜね(ライター)

「子ども同士の付き合い」が前提のママ友という関係は、価値観や環境の違いからさまざまなすれ違いが起きやすい――。ママたちの実体験を元に、ママ友ウォッチャーのライター・池守りぜねが、ママ友トラブルの解決策を考える。

ホームパーティーの画像
写真ACより

 小さな子どもがいるママたちにとって、子連れでランチ会をするのは、そう簡単なことではない。フードコートのような広い場所でない限り、子どもたちが走り回ったり、大声ではしゃいだりするのが気がかりで、なかなか落ち着いてママ友と食事をしたり、おしゃべりできないというのが実情だ。

 そんなママたちが気兼ねなく集まれるのが、ホームパーティー。今回は、「ママ友の家に集まった時、1人だけ高価な手土産を持ってくる人の対応に困った」というお母さんの声を取り上げる。

同じマンションに住むママ友の家でママ会

 真紀さん(仮名・37歳)は、都心から電車で1時間半ほど離れた関東圏で3歳と5歳になる男児の育児をしている。最寄り駅からはバスで10分程度だが、フードコートが入っているショッピングモールまでは車で15分ほどかかるため、ママ友と会う時は徒歩圏内の公園や、ママ友の家に集まっていた。

「車を運転できないママさんがいるため、フードコートやファストフード店に行くには誰かと相乗りしなければならないんです。そのため、お菓子を持ち寄った子連れのママ会を亜美さん(仮名・35歳)の家でやることが多かったんです。亜美さんの家は、私と同じマンションで1つ上のフロア。間取りはほとんど同じなのですが、うちは2人を育児しているせいか、いつも部屋が散らかっているような状態なんです。でも亜美さんの家は、子どもが1人で物が少ないせいかスッキリ片付いているので、いつも彼女の家にお邪魔するようになっていました」

 亜美さんには5歳の男児がおり、真紀さんの上の息子と同じ幼稚園に通っている。お互いに、子どもたちのお迎えや預かりを頼むなど、日常的に家を行き来している。

「亜美さんは車の運転ができないので、雨の日などは私が車で2人を迎えに行ったりしました。お迎えの手間は1人でも2人でも変わらないし、逆に亜美さんにお迎えを頼むこともあるので、お礼をもらうことも渡すこともしていません」

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