中居正広、がんで復帰不能報道から1年――「最後の番組なるかも」テレビスタッフが語る当時の心境

2023/10/28 12:00
サイゾーウーマン編集部
中居正広の画像
中居くんをテレビで見るたびにホッとしてます(写真:サイゾーウーマン)

 一部で中居正広の“深刻な病状”が報じられてから、約1年が経過した。昨年7月の生放送音楽特番『音楽の日2022』(TBS系)への出演を見合わせたあたりから、メインMC番組にも参加しなくなり、ついには中居の体調不良の原因が“盲腸がん”と伝えられたのだ。現在の中居は、1年前の深刻などみじんも感じさせないが……。

 昨年7月、急性虫垂炎のため入院し、緊急手術を受けていた中居。すぐに仕事には復帰したものの、10月末には「週刊新潮」(新潮社)が、この手術と前後してがんが発見されたとスクープ。

「同11月にはオフィシャルサイト『のんびりなかい』で、あらためて1カ月ほどの休養期間を設けると発表されました。がん報道の直後、中居が自ら病状について報告するのではとみられたものの、ラジオ番組『中居正広 ON&ONAIR』(ニッポン放送)で、『うまくごまかされていただきたい』『濁しながら受け入れてもらいたいなあって』と語るのみでした」(スポーツ紙記者)

 その後、12月に入ると、休養期間は年内まで延長。一部週刊誌で「復帰不能」と伝えられる中、同11日放送の『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)の予告映像に登場した中居の姿に、世間は衝撃を受けた。

「顔色がかなり悪く、頬や首も痩せこけてしまっていたんです。中居のあまりの激変ぶりに『写真の掲載は控えた』という媒体もあったとか」(同)

中居正広、「痛みや倦怠感に耐えながら収録を行っていた」? テレビ関係者が振り返る

 年が明けると、中居は各レギュラーに再び出演するようになったが、各番組のスタッフもまた、中居の体調面については気が気でない状況だったようだ。

「皆、口にはしないものの、常に『これが中居さんにとって最後の仕事になるかもしれない』という覚悟で、現場に臨んでいるような感じでした。収録自体は普通に行っていたものの、心の中では『もしかしたらこの番組はオンエアされない可能性もある』と思っていたし、実際に何月何日に放送されるのか、未定のまま行われた撮影がいくつもあったんです」(テレビ局関係者)

 中居は現場で、自らの体調について話すことはなかったというが、「痛みや倦怠感など、何かしらに耐えながら収録を行っていたことには誰もが気づいていた」(同)という。

「普通の人なら、立っているだけでもつらいような状態だったようです。それでも中居さんが収録に臨むのは、『芸能人として振る舞いたい』という決意だろうと捉え、誰もそのことに触れようとはしませんでした」(同)

 しかし、中居の体調は春頃に持ち直してきたようで、SNS上にも、ファンからの「元気そう」というコメントがみられるようになった。

「4月からは、新レギュラー番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)もスタート。初回放送では、中居が詳しい病状を伝えていたのは、共にMCを務めるダウンタウン・松本人志と、この回のゲストだった香取慎吾だけであることも明かされました。その後、中居は松本と、収録終わりに食事に行く機会もあるといい、親しい関係者もようやく安堵しているようです」(同)

 一時「復帰不能」と報じられたのが嘘のような最近の中居だが、今後も体調優先で活動してもらいたいものだ。



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最終更新:2023/10/28 12:00
本当に緊迫した状態だったことが伝わってくる
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