[ジャニーズ最新言行録]

関西ジャニーズJr.のLilかんさい・當間琉巧、芸人から本気のダメ出しも……「さすが」の声が上がったワケ

2023/09/20 08:30
華山いの(ライター)
笑いのセンスを褒められていたLilかんさい・當間琉巧(写真:サイゾーウーマン)

 関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。9月16日は、前回に引き続き「ギャロップ-1グランプリ」と題し、関西Jr.による漫才大会が放送された。

 審査員を務めるのは、結成16年以上のコンビによるお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)で初代王者に輝いたギャロップ。「ネタの構成」「可能性」「表現力」「コンビネーション」「テンポ」を各10点の50点満点で採点し、暫定トップは、合計63点のBoys be・池川侑希弥とフレッシュJr.・北野快浬による「ゆきやがきたの」コンビ。

 この日は3組目となる、Boys be・伊藤篤志とフレッシュJr.・岡野すこやかによるコンビの漫才からスタート。道に落ちていた財布を拾った伊藤が持ち主を探すため数人に声をかけるも、相手はことごとく流ちょうな英語で返事するという、英語が話せる岡野の武器を生かした構成になっており、ギャロップのツッコミ担当・毛利大亮が29点、ボケ担当・林健が44点の合計73点を獲得。

 毛利は「いきなり、すこちゃんの英語スタートで惹きつけられた」「世界で漫才をやろうというのもあり。そのままでいてほしい」と評価。また、林は特に複数の人物を演じ分けていた岡野の演技力の高さに注目し、「海外のアニメの声優もできてしまうんじゃないか」と一言。「そのうち、踊って歌ってやるわけでしょ? そんな人が漫才どんどんうまくなられるとこっちも困る」と、まだ10歳の岡野を敵視していた。

 4組目は、井上蒼生と瀬川嵐太のフレッシュJr.による「あおあら」コンビが登場。ボケとツッコミが入れ替わるお笑いコンビ・笑い飯のようなネタで、先輩のBoys be・角紳太郎や池川、AmBitious・真弓孟之をイジったり、おもちゃの世界を描いたアニメ映画『トイ・ストーリー』シリーズやサッカー解説者・本田圭佑の“あるある”を入れ込んだりと完成度が高く、MCのLilかんさい・嶋崎斗亜は「しっかり漫才やったね」と感心。

 なお、2人は今年の2月22日に発売されたアイドル誌「Myojo」4月号(集英社)に初登場したばかりのフレッシュJr.で、MCの真弓いわく「この2人が初めて出会ったのが3カ月前とかやで!?」と、出会って数カ月で息の合った漫才を披露した2人のスキルの高さに驚がく。

 結果も毛利が39点、林が42点の合計81点と高得点で、毛利は「めちゃくちゃ上手じゃない?」と驚き、笑いが取れていることはもちろん、「テンポもいい、可能性ももちろんあるし、脅威ですね」と大絶賛。「ほんまにちゃんと(漫才を)やってみてもいいんじゃないかな?」と勧め、「演技力もあるやろうからコントも見てみたい」と期待を寄せた。

 さらに、林も「もしなんか本気で大会にエントリーするときのために、ゆくゆくのことを考えて先輩の名前を使わない漫才もぜひ作っていただきたい」と、より具体的なアドバスを送ったのだった。

Lilかんさい・當間琉巧と高松凱士に芸人が本気のダメ出し!

 5組目は、期間限定ユニット・ミライBoys24のメンバーとして活動した高松凱士とLilかんさい・當間琉巧による「タルタルソース」が、「ジョギング中によく見かける人と会話の練習をする」というネタを行い、毛利が29点、林が45点の合計74点という結果に。

 見ればわかることばかりを質問してくる高松に當間が「見ろや!」とシンプルなツッコミをするという内容になっていたが、毛利は當間のツッコミやネタの展開を称賛。一方、林も「ボケそもののセンスが高い。お笑いのセンスが高いんだろうな」とポテンシャルを褒めつつ、ネタの入りについて、「(ボケの)高松くんのほうから言えば、ひとくだり省ける。せっかく面白いボケあるんで、もうひとくだり入れられる」と2人に本気のダメ出しをし、毛利が「(相手は)アイドルです!」と思わずツッコむ場面も。林は、「これが言いたくなるくらい、彼ら面白かった」と褒め称えた。

 そして6組目は、森ケインとAmBitious・真弓による「森真弓」コンビが登場。真弓が森から英語を教えてもらうという内容のネタで、毛利が40点、林が44点をつけ、合計84点で暫定1位に輝いた。なお、森は4年前に日本に来た帰国子女で、日本語より英語のほうが得意だというが、漫才の存在自体「先週初めて知りました」とのこと。

 また真弓は、今回の企画でMCを務めており、林は「(漫才は)普通以上に緊張感あると思うんですよ」と推測しつつ、「安定感というか、安心して見やすい」と評価。また、毛利も漫才を知ってたった1週間でネタを仕上げてきた森について「怖いですよ。脅威です!」と恐れおののいていたのだった。

 この日の放送に、ネット上では「琉巧くんの漫才、発声、しゃべり方、間の取り方、つっこむときの目線とか動き、めちゃくちゃ“プロ”を感じてしまいました」「琉巧さんの安定感さすが」「アイドル番組とは思えないガチ指導入ってる」「ギャロップさん、ちゃんと漫才師の後輩みたいなアドバイスくれてる。ありがたいね」といった反応が集まっていた。



華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2023/09/20 08:30
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