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『刑事7人』出演の田中樹、「別人みたい」と好評! 役者仕事好調のSixTONES「退所説」の行方

2023/07/27 17:05
仲宗根由紀子(エンタメライター)
SixTONESのライブ中の画像
歌って良し、踊って良し、演じて良し、おちゃらけて良しのSixTONESの皆さん(写真:サイゾーウーマン)

 7月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、“次の退所候補”として挙げられた6人組グループ・SixTONES。多くのファンが気を揉む中、当のメンバーたちは俳優業に大忙しだ。

 SixTONESといえば、松村北斗がなにわ男子・西畑大吾とともにダブル主演を務める連続ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系/土曜午後11時~)が7月29日より「オシドラサタデー」枠でスタート。日本映画ファンの間でも人気の堤幸彦監督が手掛ける作品とあって、注目度は高いだろう。

 また、現在放送中の東山紀之主演『刑事7人』(同)では、田中樹が物語のキーパーソンとして途中から登場。田中は、高校時代の大地震で母親を失い、児童養護施設に引き取られた過去を持つ井手孝也役を演じている。井手は、ある殺人事件の真相を調べていたが、のちに遺体になって発見されるという「なかなかハードな役柄」(芸能記者)だという。

「明るい人柄である田中が、不幸オーラ漂う井手を演じきっていることに、視聴者は驚いている様子。『演技でジャニーズオーラを消しててさすが』『普段の彼とは別人みたい』と好評を博しています」(同)

ジャニーズ事務所、次に退所するのはSixTONES?

 田中同様、京本大我もその迫真の演技が話題となった。京本は、4月期の福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)第8話にゲスト出演し、ある悲しい理由からバスジャックを実行する犯人役を熱演。京本を知らない視聴者からも「この俳優さん、ジャニーズなの? 鬼気迫る演技に見入ってしまった」と賛辞が集まった。

 このほかにも、森本慎太郎が4月期の『だが、情熱はある』(日本テレビ系)でKing&Prince(以下、キンプリ)・高橋海人とダブル主演を務めたほか、8月25日には出演映画『Gメン』が公開に。

 なお、来年は、松村と上白石萌音とダブル主演を務める映画『夜明けのすべて』(24年2月公開)や、京本主演映画『言えない秘密』(来夏公開予定)の公開が控えている。

「そんなソロ活動が好調なSixTONESですが、前出の『文春』は、次に退所するジャニーズタレントはSixTONESではないかと報道。ただ、メンバー全員で退所するかどうかは『未定』だそうです」(同)

キンプリ残留メンバーは、「役者仕事を捨てきれなかった」説

 SixTONESは、ジャニーズ事務所前副社長・滝沢秀明氏が“育ての親”といわれている。そのため、滝沢氏が3月にアーティスト事務所・TOBEを設立して以降、「SixTONESもタッキーと合流するか?」とたびたび話題になってきた。

 ただ、仮に彼らがTOBEに移籍した場合、音楽活動は続けられたとしても、テレビドラマや映画への起用がこれまで通り続くとは考えにくい。

「山下智久や元関ジャニ∞・錦戸亮は、ジャニーズ退所後も、NHKやネット配信ドラマ、映画などで俳優として活躍しています。しかし、ジャニーズ事務所を辞めた途端、テレビ露出が激減するのが芸能界のお決まりパターン。SixTONESに役者仕事を重視しているメンバーがいるとしたら、そういった現状が退所を踏みとどまらせる可能性もあるでしょうね」(同)

 ちなみに、5月にメンバー3人が退所したキンプリも、「役者重視」のメンバーがジャニーズに残留したのではないかと、一部で指摘されている。

「キンプリは現在、永瀬廉と高橋によるデュオとして存続していますが、この2人は“メンバー脱退騒動”前後にテレビのドラマ出演が連続して決まっていました。そのため、『役者仕事を捨てきれなかったのでは?』ともささやかれているんです」(同)

 もともと2012年4月期の深夜ドラマ『私立バカレア高校』(同)のメインキャストで結成されただけあって、演技派ぞろいといわれるSixTONES。役者仕事を半ば捨ててまで、「TOBEでアーティスト活動がしたい」と願うメンバーはいるのだろうか。



仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/07/27 17:05
樹は不幸な役がはまるな……
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