“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第641回】

三浦瑠麗氏、逮捕された夫より話題なのに……テレビや週刊誌がスルーのワケ

2023/03/14 21:00
神林広恵(ライター)
「女性セブン」3月23日号(小学館)(C)サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 通常の3700倍ものレジオネラ属菌が検出され、その後の会見でも大きな批判を浴びた福岡県の老舗温泉旅館社長(その後辞任)が自殺を遂げた。しかし、あれだけ大騒ぎして猛バッシングを繰り広げていたワイドショー・情報番組はこの痛ましい自体をほぼスルー。腐ってる――。

第641回(3/9〜3/14発売号より)
1位「三浦瑠麗 『巨額横領マネーでセレブライフ』の化けの皮」(「女性セブン」3月23日号)
同「三浦瑠麗 夫が逮捕でも毎日オシャレ出社で笑みも見せる“鋼の心臓” ピンチも疑惑も堂々の“ヒロイン気質”」(「週刊女性」3月28日・4月4日合併号)
2位「宮沢氷魚 黒島結菜とお泊まり愛!」(「女性自身」3月28日・4月4日合併号)
3位「小室佳代さん 『影武者騒動』渦中の女性が『ひどいわ…』」(「女性自身」3月28日・4月4日合併号)

 太陽光発電への出資をめぐり、約10億円をだまし取った出資金の横領容疑で3月7日、三浦清志氏がついに逮捕された。この事件が大きく注目されたのは、際政治学者であり著名コメンテーターの妻・三浦瑠麗氏の存在が大きいのは言うまでもない。この疑惑が浮上して以降、女性週刊誌も積極的に瑠麗氏について報じてきた。

 例えば「女性セブン」の「三浦瑠麗『夫が10億円トラブル』で自宅にガサ! 残念すぎるセレブ生活」(2月9日号)や、「女性自身」の「三浦瑠麗 論客ベストマザーが連夜の乱行!」(2月28日号)、そして「週刊女性」もネットを含めるとかなりの量の原稿を出稿している。

 それも当然だろう。瑠麗氏は夫の会社とは無関係と主張しているが、それが虚偽だということは暴かれつつあるし、さらに夫の事業である太陽光発電を推奨する発言をさかんにしてきた瑠麗氏は、夫の事業に対し自らの立場を利用し、公に応援・推進してきたことにほかならないから。何より社会的影響の大きいテレビコメンテーターとして政治について発言、さらに政府の有識者会議で委員まで務めた人物だ。

 そんな瑠麗氏の夫がついに逮捕という事態となり、改めて「セブン」「週女」が三浦夫妻について記事にしている。まずは「セブン」。タイトルにあるようにかなり“攻めて”いる。まずは事件の張本人である清志氏についてこう記す。

「いつも上から目線で、コミュニケーション能力が低く、事業を成功させられるビジネスの能力がない。うまくいかない事業をぶちあげてはお金を集まるだけ、ということも少なくなかったようです」(捜査関係者のコメント)

 まるで詐欺常習犯のような書きっぷりで、けちょんけちょん(笑)。しかし記事でもっと大きく取り上げているのは、もちろん妻・瑠麗氏のほうだ。

「(夫が逮捕された当日)集まった取材陣の前で、50万円はくだらない『ドルチェ&ガッバーナ』のグリーンのコートを身にまとった国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が不敵な笑みをたたえていた――」

 こんな表現で瑠麗氏を紹介、そのセレブ生活を揶揄し、また瑠麗氏が夫の会社経営に関わっていることを過去のテレビでの発言から指摘もしている。

 「週女」も同様、夫の逮捕当日の瑠麗ファッションを紹介、それだけでなく翌8日も「ドルガバ」と「シャネル」のバッグを重ね持ちしていたこと、さらにその翌9日も「グッチ」の半袖ワンピにイタリアブランドの靴を履いていたことを記している。連日のファッションチェックといった様相だが、もちろんそれだけでなく、記事では夫との“共犯関係”が疑われていることも指摘する。そして瑠麗氏を“悲劇のヒロイン気質”と断じている。

 この2誌を見ただけでも三浦夫妻、特に瑠麗氏がいかに注目を集めているかがわかるだろう。

瑠麗氏、これからどうする?
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