再掲[ジャニーズツッコミ道場]番外編

ネイサン・チェン、ジャニオタの心をくすぐる“萌え要素”とは? 演技だけではない魅力

2022/02/10 11:30
南山ヒロミ

ネイサン・チェンは「完璧すぎて、ちょっとなぁ……」などと難癖つけたくなる

 しかも、並外れた頭脳と身体能力に加え、福祉の心も強く、競技で来日した際には、移動の合間をぬって多忙な日程の中、国立成育医療研究センターの慰問なども行っている。

 こうくると、「あまりに完璧すぎて、ちょっとなぁ……」などと難癖つけたくなるのが、オタク心というもの。しかしながら、心憎いことに、世界王者で頭脳明晰なのに、どこかヌケているネイサン。大事な場面で上着のチャックがなかなか上げられなかったり、演技中に衣装がめくれあがりすぎて、手で必死に押さえながら高速の美しいスピンを見せたりと、ヌケどころも絶妙だ。

 性格もまた、非常に控えめでシャイで、エキシビション終了後などに各国の代表選手が集うときは、華やかな女子選手とではなく、野郎たちの中に紛れて目立たない場所にいることが多い。「世界フィギュアスケート国別対抗戦」のときなども、あまりに普通の佇まいであることから、一般学生が部活帰りに紛れ込んだくらいに見えることもある。

 宇野選手のキス・アンド・クライ(演技後に選手とコーチが得点発表を待つ場)のとき、自分がカメラに抜かれたシーンでは、「自分じゃなく、あっち(得点発表待ちの宇野選手)を映してあげて」と両手でジェスチャーしてみせ、その人格者ぶりがTwitterで大いに話題になった(過去にもこうした場面は何度か見られる)。

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