コラム
ママ友グループLINEから

コロナによる自宅待機の日々で、子どもが登園拒否に! 「ぐずるのは今だけ」と割り切る双子ママ

2022/01/30 18:30
池守りぜね(ライター)

 千穂さんは、子どもの手洗いやマスク着用など感染対策に気を使っていたというが、その後、ついに幼稚園の園児から陽性者が出てしまったという。

「1学年2クラスある中規模園なので、お迎えの時間は合同保育になって、子どもたちは1つの部屋に集められます。今は寒い季節なので、外で遊ぶ子どもも少なく、室内は“密状態”になっているようにも感じました。息子たちは濃厚接触者扱いにはならなかったものの、念のため自宅待機することに。ママ友と会う機会もなくなってしまったので、子どもの自宅待機中は、LINEでワークマンのお薦めのグッズを送り合ったり、たわいもない雑談をしていました」

 なお幼稚園では、園児のみならず職員の感染も相次ぎ、その後も休園が続いたとか。

「うちの園は『延長保育サービス』もあったので、パートをしているママさんもいたのですが、今は子どもを預けられないので、パートを休んでいると聞きます。うちも双子なので、登園ができない日は2人分の育児をしなければならなくて、大変ですね……」

 千穂さんによると、度重なる休園や自宅待機は、子どもたちにも影響をある影響を及ぼしているという。

「子どもたちは、自分は元気でも園を休まなければいけないことが不満だったようで、最初のうちは『どうして休まなくちゃいけないの?』 と聞いてきました。でも、自宅待機期間に家でYouTubeを見たりして過ごすことに慣れてしまって、登園日になったら『行きたくない』と泣き出してしまって……。かんしゃくを起こして泣き出すと止まらないので、園バスに乗せるのは諦めて、自転車で園まで送っていったこともあります」

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