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自分の実家には2年帰れていなのに……「近くの義実家に行く気が失せる」ママの悩み

2021/12/26 18:30
池守りぜね(いけもり・りぜね)

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

(C)写真ACより

 年末年始ともなると、“義実家への帰省”について頭を悩ませるママたちが多いようだ。昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、政府は県をまたぐ移動を控えるよう呼び掛けていた。しかし、今年は10月に首都圏をはじめとする19都道府県に発令されていた緊急事態宣言が解除され、新規感染者数も減少していることから、帰省を計画している人も多いだろう。今回は、義実家への帰省に悩むママのエピソードを紹介する。

コロナ禍で2年間、実家への帰省はなし

 明子さん(36歳・仮名)は、都内で5歳になる娘を育児している。愛媛の実家には、ここ2年ほど帰省していないそうだ。

「大学進学で上京をしてから、ずっと東京に住んでいます。気づけば、地元に住んでいた期間と、こっちに来てからの期間が同じくらいになっていました。子どもが赤ちゃんの頃は何度か帰省をしたのですが、コロナ禍以降、実家には帰っていません」

 対して明子さんの夫の実家は千葉県にあるため、コロナ禍でも2カ月に1度は帰省しているという。

「我が家から夫の実家までは、車や電車で片道1時間ちょっと。子連れで帰るのは大変ですが、新幹線に乗るほどの距離ではなく、義母から『今週、こっちに遊びに来ない』という電話がよくかかってくるため、断りきれないんです」

 義両親は近くに住んでいるため娘の誕生日や保育園の行事などに参加できているものの、明子さんの両親は遠方に住んでいるため、娘と会う機会すら少なく、「不満に感じている」という。

「うちの両親はもう高齢だし、地元を出たこともほとんどないので、東京に気軽に来られないのは仕方ないと思っています。でも、娘の誕生日に夫の実家に帰ったり、保育園の行事に義両親が来たりすると、なんだか娘を取られた気分になってしまって……」

 そんな明子さんは、仲が良いママ友との間で、今年の年末年始は実家に帰省するか否か、話題になったという。

「まだコロナ感染への不安が続いているので、ママ友の中には帰省をどうするか悩んでいる人も多いですね。今は感染者数が減っているので、仕事の休みを前倒しにして、ピーク時を避けて人が少ない時に帰省をするというママもいました。私のように、実家には帰省しにくいのに、義実家には帰らなければいけないという人はほかにもいたので、『なんだか不平等だよね』とLINEでメッセージを送り合っています」

 なお、明子さん自身も、実家への帰省を迷っているという。

「私も今年は帰省したかったんですが、地元の感染者数がゼロということもあって、親もあまり歓迎していないんです。何日か実家に滞在したいと考えていたのですが、母親は喘息気味ですし、知らぬ間にコロナをうつしてしまったらと思うと、帰るのをためらいますね」

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