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映画『スクール・オブ・ロック』子役、『SATC』スタンフォード、「ローリング・ストーンズ」ドラマー……【2021年に亡くなったセレブ】

2021/12/31 10:00
堀川樹里(ライター)

ヴァージル・アブロー(写真/Getty Imagesより)

 18年から高級ファッションブランド「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・デザイナーを務めた。心臓血管肉腫のため11月28日、入院していたテキサス州の病院で亡くなった。

 イリノイ州出身。ウィスコンシン大学からイリノイ工科大学大学院に進学し、建築を学んだ。ファッションにも興味を持ち、デザイナーとして活動を続ける中で、ラッパーでファッションラインも手がけるカニエ・ウエストと出会った。カニエとはフェンディで共にインターンとして学び、その仕事ぶりがルイ・ヴィトンCEOのマイケル・バークの目に留まった。

 10年にカニエが率いるクリエイティブエージェンシー「DONDA」のクリエイティブディレクターに就任。13年、自身のハイエンドのストリートブランド「オフ ホワイト c/o ヴァージル アブロー」を設立。18年、ルイ・ヴィトンのメンズウェアのデザイナーに初の黒人デザイナーとして就任と、順調にキャリアを積み上げていった。ヴィトンでの商品はストリート要素が強く、“ラグジュアリーストリート”という新しいジャンルとして認知され、若いセレブを中心に高い人気を得た。ジャスティン・ビーバーの妻ヘイリーのウェディングドレスを手がけたことは大きな話題となった。

 世界規模の家具量販店「イケア」とコラボし、アパートや家具の設計をするなど、建築家/アーティストとしても活躍していたが、19年に心臓血管肉腫と診断される。闘病生活を送っていたが、本人の意思により、亡くなるまで伏せられていた。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2021/12/31 10:00
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