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中居正広の冠番組が打ち切りに… 視聴者の“SMAP離れ”が原因か

2021/03/20 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

中居正広がMCを務めるバラエティ番組『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)の3月いっぱいでの打ち切りが決まった。

 一部スポーツ紙によると、中居は当初、番組の打ち切りを受け入れられず、“ドッキリ”だと勘違いしていたという。中居にとって『新・日本男児と中居』の終了は、精神的にキツかったそうだ。中居は昨年3月をもってジャニーズ事務所を退所している。そのため、今回の番組打ち切りは、ジャニーズ事務所の仕業だとの憶測も飛び交っている。

 ジャニーズ事務所からの圧力があったのかは不明だが、中居とジャニーズ事務所の関係は徐々に薄れていっているのかもしれない。今年3月11日に放送された中居と安住紳一郎アナウンサーが司会を務める大型音楽番組『音楽の日』では、ジャニーズグループの出演がKis-My-Ft2のみだと話題になった。中居が事務所を退所したからこそのラインナップだったのではなかろうか。

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 なお、中居自身、コロナ禍ということもあり、仕事をしない時間が増えたことに危機感を持っているようだ。3月6日放送のラジオ『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)では、<この1年なんにもしなかったな、ホントに。不安になるぐらい。オレ、これでいいのかなって><やっぱ一流の人とかはこういう時間も無駄にしないのかな。こういうところで差が出るんだよ。(自分は)なんもやってなかったなぁ>とこぼしていた。

 一方で、中居のレギュラー番組終了は、単なる“世代交代”との見方もある。

元SMAPメンバーの出演
 国民的スターとして抜群の知名度を誇る元SMAPメンバーたちだが、ここ最近に出演した番組はどれもイマイチな結果となっている。

 たとえば、香取慎吾主演ということで大いに注目された『アノニマス~警視庁〝指殺人〟対策室~』(テレビ東京系)。しかし、第1話は7.3%の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を獲得したものの、第2話5.7%、第3話6.0%、第4話5.7%、5話4.7%、6話では4.4%まで落ち込んでしまった。4%台は、打ち切りも考えられる数字だ。

 また、今年1月3・4日に放送された木村拓哉が主演を務める特別ドラマ『教場II』(フジテレビ系)も、前編の平均視聴率は13.5%、後編は13.2%で、期待したほどの数字が取れなかったと言われている。

 視聴率が振るわないのは主演だけの問題ではないが、時が経つにつれて、視聴者の彼らを見る目が変わるのは自然なことだ。昨年11月に放送された『新・日本男児と中居』では、18歳のゲストが「マー坊」(中居が『SMAP×SMAP』で演じていたコントキャラ)を知らなかったことで、中居がショックを受ける場面もあった。

 また、“孤高のスター”とのイメージが強かった木村も、最近のジャニーズの若い後輩たちからしたら「親しみやすいお兄さん」のようだ。

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 若者のテレビ離れが叫ばれる中、テレビ局も若い世代の視聴者を集めるために、試行錯誤しているのだろう。中居の冠番組終了も、その一環なのかもしれない。

最終更新:2021/03/20 20:00
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