“宣告”に一苦労?

TBS、立川志らくを“切れない”ウラ事情――『グッとラック!』終了で「新番組に不要」でも「本人に伝えていない」!?

2020/12/04 12:00
サイゾーウーマン編集部
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『グッとラック!』(TBS系)公式サイトより

 TBS系の朝の情報番組『グッとラック!』について、12月1日発売の「フラッシュ」(光文社)が、来年3月で終了すると報じた。局側からの正式発表はまだないが、業界関係者によると「裏では“打ち切り”の話が進んでいる」という。

「落語家・立川志らくがMCを務める『グッとラック!』は、2019年9月30日にスタートしましたが、翌月15日には平均視聴率1.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するという“爆死”ぶりが話題に。今年に入ってからも平均2~3%台と低迷状態は変わらず、常に打ち切りの不安がつきまとっていました。そんな状況を打破すべく、9月からはメインコメンテーターにロンドンブーツ1号2号・田村淳を迎え、各曜日レギュラーに元大阪府知事で弁護士の橋下徹、3時のヒロイン・福田麻貴、人気YouTuber・フワちゃんが加わるなど、大胆なテコ入れがなされたものの、ネット上では『芸人が多く、バラエティ番組みたい』『情報番組らしくない』などと不評を買っていました」(スポーツ紙記者)

 さらに先月12日、木曜レギュラーを務めていたフリーアナウンサー・小林麻耶が、番組スタッフからイジメを受けていたこと、それに耐えられず自らロケを欠席した結果、番組プロデューサーから降板を言い渡されたことなどを自身のYouTubeチャンネルで告発同日中に所属事務所・生島企画室から契約を解除された一方、TBSは「(イジメは)事実ではありません」と小林の言い分を否定したが、この騒動は世間の耳目を大いに集めることとなった。

「小林の“暴走事件”がトドメとなり、ついに打ち切りが決定したようです。まだ公にはされていないものの、各出演者のプロダクションには正式な連絡があったとか。打ち切り自体は『やっぱり』という感じですけど、局内部では現在、志らくの“進退問題”のほうが問題になっているようです」(同)

 志らくを番組に起用した当初、TBSの佐々木卓社長は「辛口コメントはテレビの醍醐味だと思いますので、期待しています」と話していたが……。

「局としては今、『グッとラック!』の敗因を『討論形式が視聴者に受け入れられなかったからでは』と考えているようで、来年4月以降の新番組については、『バイキングMORE』(フジテレビ系)のようないわゆる“ワイドショー要素”を排除し、『王様のブランチ』(TBS系)のようにアットホームな雰囲気で進行する番組を想定しているとか。そうなると、辛口コメントを買われていた志らくは“不要”となるわけですが、もともと『ひるおび!』(同)にもコメンテーターとして出演する彼を無理やり『グッとラック!』のMCに引っ張り出した手前、簡単に“切る”のも失礼。TBSもそれはわかっていて、正式な打ち切り話自体、まだ本人に伝えていないようで、ほのぼの路線の新番組に“ケンカを売るキャラ”はいらないし……どうしたものかとジレンマに陥っているようです」(同)

 TBSは今後どのような決断をし、それを志らくはどう受け止めるのだろうか。

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最終更新:2020/12/04 12:08
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