[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

新型コロナの休校処置で、娘の昼食代・お小遣いが月5万円に! 経済的にも大打撃……

2020/04/06 19:07
叶井俊太郎(映画プロデューサー)

当面休みのはずのバドミントンクラブが再開

 そんな中、なぜか突然ココの所属するバドミントンクラブで、練習と試合が決まった! 3月いっぱいは休みだと言っていたのに……。しかも場所は大田区平和島!  そこにあるスポーツセンターの体育館は使用できるんですって。オレの住む目黒区は、すべての体育館を4月末まで使用不可にしたのにどういうこと? 大田区すごいな。とにかく、何も予定がない毎日で、ココの体も鈍ってきてるから、バドミントンの練習と試合はありがたいです。

 しかし、自宅から平和島までは電車を乗り継ぎで1時間以上かかる。しかも練習は平日18~21時まで。夜ごはんをどうするかという問題もあります。なので参加するかを悩んでたら、練習に参加する友達のママが車を出してくれてココを乗せて行ってくれることに。夜ごはんはコンビニでおにぎりを買い、車中で食べることになった。

 そして試合。実は3月25日に小池都知事が「週末は不要不急の外出は避けて」という会見した翌日が試合で、オレは中止になると思ってたんですよ。が、試合はやると! しかも親も参加OKというじゃないですか。すごいな平和島。新型コロナでイベントが中止になってるこのご時世に、試合をやってるのは平和島でのバドミントンとK-1くらいじゃないか? 

 試合当日。ココは友達ママの車に乗せてもらい、オレは遅れて電車で会場に行ってみました。道中は相変わらずの満員電車。外出自粛要請があっても、なるべく自宅勤務をといわれても、何も変化がない! 電車こそヤバイような気がするんだけどなぁ。

 ココはダブルスで試合に出場。新型コロナの影響で出場辞退してるチームもあり、初戦でいきなりベスト4をめぐる争いですよ。対戦相手は、昨年小学4年の部で全国1位になった練馬のバドミントンクラブのペア。当然のように負けましたが、全国1位のペアと戦える機会は滅多にないので、いい経験になったと思う。ちなみにココは4月から5年生になったので、東京都小学生バドミントン連盟に加入しました。ココ個人での加入です。もっと強くなりたいらしく、ここに入ると月イチペースで試合に参加できるわけです。ただし! 試合会場は東村山やら奥多摩やら、マジで小旅行並みの遠い場所まで行かなければならなくなります。それを踏まえると平和島に練習に行くのは楽勝と思っておかないとな。

 といってたら、この原稿を書き終えた後に4月末まで平和島のスポーツセンターが閉鎖となってしまった……。やはり新型コロナの影響は大きい。ウイルスとの戦いもつらいけど、暇を持て余した子どもをなだめるのも大変だよ!

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

2009年9月に漫画家・倉田真由美と入籍した、バツ3の元ヤリチン。09年11月に生まれたココちゃんと現在は家族3人暮らし。著書に『突然、9歳の息子ができました』(サイゾー)『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』(倉田真由美との共著、幻冬舎)がある。

ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

最終更新:2020/04/06 19:07
突然、9歳の息子ができました。 42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 / 叶井俊太郎
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