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メルカリで「悪い」評価を避ける方法 失敗例と簡単にできる対策!

2019/11/30 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 メルカリで「悪い」と評価されてしまったこと、ありますか?

 「悪い」評価をされると、落ち込みます。お酒の席で、よかれと思って余計な一言を発してしまった翌日の朝くらい、落ち込みます。

 というわけで今回は、わたしがどんな理由で「悪い」と評価されてしまったか、その事例と、どうすれば「悪い」評価を避けることができたのか? の対策を書いていきます。

フリマアプリの「評価」とは…?
 そもそも「評価」とは、いったい何なのか? メルカリを始めフリマアプリでの取引は、最後の「評価」をもって、終了となります。購入者、出品者の双方が、取引の際の相手の印象や、届いた商品の状態などをもとに、「良い」「普通」「悪い」の3段階の評価をつけるのです。(※1)

 この評価は、商品を購入する際の判断材料のひとつになります。当然「良い」評価が多い出品者は信頼でき、「悪い」評価が多い出品者とは、あまり取引をしたくない、と感じる方が多いと思います。

 また1度ついてしまった「悪い」評価は、消すことができません。フリマアプリでは、複数のアカウントを持つことができないので、一生消えない「悪い」の傷が残ってしまうのです。

 「悪い」評価がついてしまった後に、「違うんだよ! これは、アレコレこういう事情があって……」と言い訳したくても、なすすべもなく。ただただ落ち込むのみなのです。

 では、改めて、わたしの取引の中から、付いてしまった数少ない「悪い」にまつわる体験談と、できたかもしれない対策をお届けします。

悪い評価が付いた例 パターン1「匂い」
【購入者からの評価】
商品から刺激臭がしました。

【出品者からの言い訳】
 梱包前に、よかれと思って、商品をアルコール除菌シートで拭いたことが、匂いの原因と思われます。わたしは、匂いに極めて鈍感なので、気付くことができませんでした。

【こうすればよかった!対策】
 発送したことを知らせる際に、取引メッセージで「梱包前に、アルコール除菌シートで、商品を拭いたので、多少匂いが残っているかもしれません。」と送っておけば、ていねいに除菌してくれたのか? と、逆に「良い」評価になったかもしれません。

 後悔先に立たずとは、このことです。

悪い評価が付いた例 パターン2「不良品?」
【購入者からの評価】
何度やっても正常に動作しません。

【出品者からのいいわけ】
 こちらは、カードを入れて読み込む、子ども用の知育玩具に対して、ついてしまった「悪い」評価です。こちらの商品は、元々購入時からカードの情報をうまく読み取れないことが多々あったため、わたし自身もメーカーに問い合わせたことがありました。

 ですので、商品紹介ページには「元々接触が良くなく、カードが読み取れないことがあるので、難ありということで、相場より安く出品します。」と、注意書きをしておいたのですが…。

【こうすればよかった!対策】
 商品紹介ページを、ちゃんと読んでくださる方もいれば、あまり読まずに購入される方もいます。購入いただいた後に改めて、取引メッセージで「商品紹介ページにも書きましたが、元々接触が良くなく…(以下略)」と送っておけば、「悪い」評価は避けられたのか? どうなのか?

 今更悔やんだところで、あとの祭りです。

悪い評価が付いた例パターン3「髪の毛?」
【購入者からの評価】
髪の毛のかたまりが入っていました。

【出品者からのいいわけ】
 こちらは、使わずにしまってあった、毛糸をまとめて出品した時のことです。ついてしまった「悪い」評価を見て、「梱包の際に何度も確認したのに、そんなわけない!」と思った後、ふと思い出しました。

 大量の毛糸の中に、ぱっと見髪の毛と見間違えてしまうような、極めて細い黒の毛糸があったことを……。もしかしたら、購入された方は、見た瞬間「わっ! 髪の毛」と思い、そのままゴミ箱に? などと想像しつつも、大変申し訳ない気持ちになりました。

【こうすればよかった! 対策】
 こちらも、取引メッセージで事前に「ぱっと見髪の毛と見間違えるような、細い黒い毛糸があります。」と送っておけばよかったのでしょうか。いや、そんなメッセージを送ったら、受け取った側に、逆に「めんどくさいやつなんじゃ?」と思われかねない、そんな気もします。

 転ばぬ先の杖が、良い方向に働くとも限りません。

悪い評価が付いた例パターン4「思ったより…」
【購入者からの評価】
思ったより大きかったです。

【出品者からのいいわけ】
 商品紹介ページに、商品のサイズは細かく書いておいたので、こればっかりは「知らんがな」です。十人十色、世の中には、いろいろな人がいるものです。

「悪い」評価を避けるために…
 わたしに限らず、「悪い」評価のコメントで、よく見かけるのが「傷や汚れ」「髪の毛」「匂い」です。特に洋服などの場合をは多く、出品をする際は以下の点に気を付けてみてください。

・傷や汚れは隠さず、写真に撮ってUPすること。面倒な場合は「〇回以上着た中古品ですので、傷や汚れの見落としがあるかもしれません!」など、正直に書くこと。
・梱包の前に、必ずコロコロをかけること、ポケットの中なども確認すること。
・世の中には匂いに極めて敏感な人がいると意識すること。
 やった! 売れた! からの、突然の「悪い」評価で、ムダに落ち込まないためにも、できる限りの対策を! どこまですればいいのやら、ですが。

※1 PayPayフリマでは、購入者側からの評価のみ

最終更新:2019/11/30 20:00
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