金があればなんとでも!

54歳で第5子出産したパワフル女性も! アラフィフ出産したセレブ特集

2019/07/15 18:00
堀川樹里

ジャネット・ジャクソン(50歳で第1子出産)

 これまで男運に恵まれず、2回結婚するも、どちらも離婚に終わったジャネット。そんな彼女が、カタール人実業家のウィサム・アル・マナと結婚したのは12年のこと。ジャネットほどの大物となると、彼女の金と名声目当ての男が寄ってくることが多いのだが、ウィサムはエルメスなど高級ブランドを擁する会社「アル・マナ・ファッションポートフォリオ」の責任者で、総資産額は2億ドル(約215億円)。これまで同様、今回も極秘結婚だったため、ファンがジャネットとウィサムの結婚を知ったのは翌年だったが、紳士的なウィサムとなら、結婚生活はきっとうまくいくだろうと祝福する声が上がった。

 ウィサムと結婚したことでイスラム教に改宗し、ステージで肌を露出することがなくなったジャネットだが、彼女のコンサートは超人気。15年8月にスタートしたワールドツアーも売り切れが続いていたのだが、16年4月にジャネットは「家族計画のため、ツアーを延期することにしました。医師には安静を命じられているので」と発表。「安静ということは、すでに妊娠しているのでは?」「体外受精をしている最中かも」「年齢的に代理母を使っての出産だろう」と、さまざまな臆測が飛び交った。

 その後、おなかはもちろん全体的にふっくらとしたジャネットの姿がパパラッチされ、「ジャネット本人が妊娠している!」と世間は騒然。17年1月に男児を無事出産し、代理人は「ストレスのない健康的な安産だった」と発表。18歳の時に駆け落ち同然で結婚した最初の夫と間に、娘を極秘出産していたというウワサは根強く残っているため、「30年以上あいているとはいえ、経産婦だったから安産だったのでは」という説も流れた。

 産後すぐに、ジャネットは「モラハラを受けていた」としてウィサムと離婚。エイサと命名された息子の肌の色が白いことから、「ドナーの卵子を使ったのでは」とのウワサも飛び交ったが、黒人の血が流れる赤ん坊の肌色が幼児期に白くなるのは珍しくないこと、ウィサムはアラブ人だが肌の色は濃くないこと、息子の顔のパーツが幼い頃のジャネットに似ていることから、2人の遺伝子を受け継いでいるのは間違いなさそう。若い頃に凍結した自分の卵子を使った可能性も指摘されている。

ブリジット・ニールセン(54歳で第5子出産)

 80年代後半に俳優シルヴェスター・スタローンと結婚していた女優のブリジット。彼女はこれまでに5回結婚しており、2人目の夫だったシルヴェスターとの子どもには恵まれなかったものの、最初の夫との間に長男、結婚はしなかったが婚約した男性との間に次男、4人目の夫との間に三男と四男をもうけている。

 06年に15歳年下のバーテンダー、マッティア・デッシと結婚して世間を驚かせたが、その12年後、再び世間を騒がせた。54歳で5人目の子どもを出産したからだ。

 ブリジットは産後、米芸能誌「People」の取材に対して、4人目の夫と離婚した直後の40歳のころ、「卵子を取り出し、凍結保存した」と告白。医師は「凍結保存した自分の卵子で妊娠する確率は3-4%程度」だと告げたそうだが、「将来のために」と保存に踏み切ったのだとか。

 その後、医師の説明通り、体外受精を始めてもなかなか成功せず、何度も悲観して泣いたそう。挑戦し始めて10年以上がたち、無事に妊娠、しかも念願の女の子だと知った時は天にも昇る気持ちだったと語った。

 ブリジットは世の女性に対し、「ドナーの卵子は嫌だと思う人は、いい時期を見計らって自分の卵子を保存すべき」ともアドバイス。「卵子の凍結保存」という選択や、「凍結卵子を使うことで高齢でも出産できる可能性がある」という認識を広めた。

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