オンナ万引きGメン日誌

片乳を出して「痴漢です、助けて」と大暴れ! 強烈な万引き犯「銀座のJUJU」の思い出

Photo by Yoshikazu TAKADA from Flickr

 こんにちは、保安員の澄江です。

 我々保安員の仕事は、いろいろな街のさまざまな店舗に派遣されるため、行く先々の土地柄にも敏感になります。街の雰囲気が殺伐としていると、それに合わせて万引きの発生率も高くなるため、現場経験を積むほど敏感になってしまうのです。土地柄が悪い現場での勤務になると、その町で有名な不良や犯罪常習者、そこを根城とするホームレスとの遭遇も避けられません。そうした人たちのほとんどは、誰が名づけたのか「あだ名」で呼ばれていることが多く、どこか親しまれているような気がするのが不思議です。スリや空き巣を追う刑事さんたちも、容疑者たちにあだ名をつけておられますよね。この記事を監修されている伊東ゆうさんも、年末に出演された『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS)のGメンSPで、不審者を見失わないように「あだ名」をつけて追尾していると話しておられました。人物の特定は、被疑者の逮捕にあたって一番重要なことなので、それも当たり前のことかもしれません。今回は、とあるショッピングセンターの高級食品街で捕らえた女性被疑者「銀座のJUJU」について、お話ししていきたいと思います。

 あれは、4年前の秋の日のことでした。当日の現場は、都内でも有数のおしゃれな街にあるショッピングセンターの地下にある高級食品街。生鮮食品の専門店をはじめ、菓子や酒、お茶など、さまざまな高級店で形成されるデパ地下のような雰囲気の商業施設です。契約初日の勤務であるため、営業担当の社員さんと最寄駅の改札口で待ち合わせて、現場の店内把握(店の構造や状況を把握すること)を一緒にしながら総合事務所に向かいました。

「ここ、たくさんいるみたいだから、間違いのないように頑張ってくださいね」
「はい。いたらわかるし、見たらいきます」
そんな会話をしながら事務所に入ると、扉脇の掲示板に貼られたオリジナルの手配写真が目に入りました。
「万引きの常習犯です。来たら警察に通報してください」

 そう大きく書かれたA3サイズのポスターには、この時に盗んだと思われる酒瓶を手にした水商売風女性の全身写真が貼られており、写真の脇には彼女の氏名と生年月日、職業、この時の被害品、犯行態様、それに所轄警察署の電話番号と駅前交番の内線番号までもが記載されています。それを読めば30代前半だった女は飲食業で、お酒や菓子、果実などの商品を持参のバッグに隠して出ていく常習犯とのこと。少し神経質な感じがするマネージャーさんに挨拶を済ませて、最近の被害状況を尋ねると、女のポスターを指差しながら苦々しい顔で言いました。

「毎日、結構やられていると思いますよ。そのなかでも一番頭にきているのが、この女なんです。半年くらい前に一度捕まえたんですけど、大暴れしましてね。逃げようとするので掴んだら、いきなり自分から服を破いて片乳を出して『痴漢です! 助けて!』って、大声で叫ばれたんですよ」
「そんなことがあったのに、いまも来ているんですか?」
「しばらくは、見かけてなかったんですけどね。最近、また、やりにきているみたいなんですよ。前に捕まえた時には『夫と一緒に銀座で飲み屋をやっているけど、経営が苦しくて店で必要なものを盗んだ』と話していました。なので、ウチでは『銀座のJUJU』と呼ばれていて、各店でも警戒してもらっています」
「銀座のJUJU、ですか?」

 存じ上げない方だったので困惑していると、隣にいた営業さんがスマホでJUJUさんの画像を検索して、私に見せてくれました。写真に写る女と見比べてみると、確かに雰囲気は似ていますが、似ているとされるJUJUさんには申し訳なく感じてしまうレベルです。

「もし来たら、売場から連絡が入るので、心配しなくて大丈夫ですよ。そこのボードに携帯の番号だけ書いておいてください」

「JUJU」
思わず「JUJU 顔」で検索しちゃったわ

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