美容・健康
横浜労災病院皮膚科・齊藤典充医師インタビュー

自分の髪を抜く抜毛症は「こっちを向いて」のサイン! 医師に聞いた実態と治療法

2019/02/11 17:00
松嶋千春/清談社

 齊藤先生によれば、「抜毛症は本人が自覚している場合がほとんど」とのこと。髪が不規則な抜け方をしていたり、抜くのに失敗した切れ毛・ちぢれ毛が目立つので、外見的にも判別できるケースが多いようです。

「大人は『自分で抜いてしまうんです』と言って受診することが多いのですが、親に連れられてきたお子さんの場合、すぐに『ハイ、抜いてます』とは認めないことが多いです。親に怒られるかもしれないという心理もありますが、ストレス起因の抜毛症の場合、そのストレスの原因の半分は学校や職場といった外の環境で、もう半分は家庭内にあるんです」

 子どもの場合、親の期待がプレッシャーとなって勉強中に毛を抜いてしまったり、両親が共働きでひとりぼっちの時間が多く、寂しさを紛らわすために抜いてしまうケースがあるそうです。本人の精神状態よりも、周囲の人の態度を変える必要がある場合も。

「素直でいい子がなりやすく、周りの人や物に当たれず、不満をひとりで抱え込んでしまいがちです。親に心配をかけたくないという気遣いから、誰にも見られない場所で抜きます。こういう子の場合、抜毛行為を『ダメ!』と否定してしまうと、隠れて余計に抜いてしまいます。大人の場合も、人に愚痴を言えなくて悩みを抱え込むタイプの人が多いですね」

アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 塩対応な私の旦那様はハイスペックな幼馴染!?~トロトロに甘やかされて開発される体~
  2. 交際ゼロ日で嫁いだ先は年収5千万円のスパダリ農家~20歳、処女を弄ぶ優しい指先~
  3. お花屋さんは元ヤクザ~閉店後の店内で甘く蕩ける~
  4. 体育会系幼馴染は世界一の溺愛男子~全人類の好感度がある日見えたリケジョの私~
  5. 淫魔上司は不器用な溺愛男子~インキュバスが魅せる激甘淫夢は人外の快感~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト