美容・健康
インタビュー

“肌の敵”とウワサのブルーライト、なぜニキビ治療に使われる!? 皮膚科医に真相を聞く!

2018/08/17 16:00

 昨今、パソコンやスマホから発せられる「ブルーライト」の悪影響に関するテレビ特集や記事などが増えている。「ブルーライトは目に悪い」「目から入ったブルーライトが肌をも老化させる」という話はもはや周知の事実となった。ちまたでは、ブルーライトをカットできるメガネやサングラス、液晶フィルムなどがたくさん売られている状況だ。

 さらに、最近の研究により、“目から入ったブルーライト”だけではなく、“肌に直接浴びたブルーライト”も、肌トラブルの原因になる可能性があるということが徐々に明らかになっているようだ。

 しかしその一方で、実は美容皮膚科などでは、ブルーライトを使用したニキビ治療が行われているという。“肌の敵”とも思われるブルーライトが、なぜニキビ治療に用いられているのだろうか? スマホやパソコンから発生するブルーライトと、ニキビ治療に使われるブルーライトは根本的に違うのだろうか? そんな疑問を解決すべく、今回は表参道美容皮膚科原宿本院の副院長・三宅真紀医師にお話を聞いた。

ブルーライトが肌に及ぼす影響とは?

 そもそもブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。可視光線(人の目で見ることのできる光)の中で、最も波長が短く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達するほどの強いエネルギーを持っているため、網膜へのダメージや、目の疲れ・痛みなどの影響が懸念されている。

 そんなブルーライトだが、直接肌にあたるとどんな影響を及ぼすのだろうか? 4万例以上の美容皮膚科治療実績を持つ三宅氏は、こう説明する。

「まだ研究段階なので、はっきりとはわかっていないのですが、ブルーライトは目から取り込まれなくても、肌に当たると、酸化・日焼け・くすみ・色素沈着・シミなど、肌トラブルの原因になるのでは、と考えられています」

 実はブルーライトは、自然光にも含まれているといい、スマホが普及する以前は、特に問題視されていなかった印象もあるが……。

「自然光にはブルーライトのほかにも紫外線や赤外線など、さまざまな波長が含まれているので、ブルーライトだけが特に多いわけじゃありません。人間が作り出した、“ブルーライトを中心として発せられている”スマホやパソコンの方が、より強いですし、太陽よりも距離が近い分、肌への悪影響も強いと言えるでしょう」

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