『名探偵コナン ゼロの執行人』の応援上映チケットが超高騰! 18禁映画『娼年』も応援上映で凄まじい熱気

 松坂桃李が男娼の役を演じた映画『娼年』。以前Wezzyでも取り上げたが、『娼年』という作品は、無気力な大学生だった森中領(松坂桃李)が、男娼の仕事を通じてだんだんと人間としての殻を破っていく物語。設定が設定だけに、この作品ではAVもかくやというほど激しい性描写が何度も連続して描かれるため、一般的に想定される鑑賞スタイルとしては「ひとり静かに噛み締めるように観る」のがスタンダードだろう。しかし、5月30日に池袋HUMAXシネマズで、なんと、この作品の「応援上映(女性限定)」が行われたのである。

 R18作品の応援上映は日本初。応援上映なので、もちろん、声を出す行為、コスプレしての来場、サイリウムなどの光り物の持ち込み、楽器の使用(ただし、宮太鼓などの大きい楽器は禁止)といったことがOKなのだが、アクション映画ならまだしも、濡れ場の連続する成人映画の応援上映でいったいなにを応援するというのか──。

 実際に参加した人のレポートを見ると、そこでは思わず笑いがこみあげてくる異様な空間が広がっていたようだ。松坂桃李が腰を振るのにあわせて楽器が鳴らされたり、「がんばれ〜」との声がスクリーンに向けられたり、性行為を終えると「お疲れさま」との声が飛び交ったという。また、放尿する姿を男性に見てもらうことで絶頂する性癖をもつ女性・イツキ(馬渕英理何)のパートでは、放出の瞬間に合わせて会場のサイリウムが黄色に統一されるなど、観客による才気溢れるチームワークとクリエイティビティが発揮されたそうだ。

 この『娼年』女性限定応援上映は、「応援上映」という上映形式の枠組みを大幅に拡張した、日本映画界にとって歴史的な夜となったわけだが、映画業界でもうひとつ話題となっている応援上映といえば、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』の「応援執行上映」である。

 累計興行収入が75億円を突破し、2018年の日本映画を代表する大ヒット作となった『名探偵コナン ゼロの執行人』だが、5月31日にTOHOシネマズ新宿など5つの映画館で行われる「応援執行上映」のチケットは発売されてから1分も経たずにすべて完売。

 チケット取引サイトでは最高額15000円という、正規の価格(1800円)の8倍近い高値で転売される事態にもなっている。好評を受けて、6月7日には上映館数を20館に増やして再び「応援執行上映」が行われることになっているが、こちらもチケット争奪戦になることは必至だろう。

 本稿冒頭で紹介した『娼年』の応援上映はかなり極端な例だが、最近では、もともと「応援上映」というスタイルが定着していたアニメやアクションといったジャンル以外にも広まり始めている。

 今年に入ってからは、小瀧望(ジャニーズWEST)などが出演したティーン向けの青春恋愛映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』でも応援上映が行われており、好評を受けてアンコール上映もされている。こういったアイドル映画にも応援上映が広まり始めたのは、ひとつの象徴的な動きともいえる。今後も「応援上映」というスタイルでの映画鑑賞は広がり続けていくことだろう。

(倉野尾 実)

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