秋葉原のメガ・アダルトショップに聞く「2016年に売れた女性用グッズ」!

2016年、ほんっとにあっという間でした。試しに今年1月の当連載をふり返ったところ、「iroha+」が発売されていて私自身はカンジダになっていて……そしてこの1年でirohaはほかにも新作を出し、私はその後、3回もカンジダをくり返しました(免疫なさすぎ……)。

 個人でもこんなにいろいろあるので、ラブグッズ界もいろんな動きがあったはず! どんなものが売れたのでしょう? 2016年を総括するために、私は12月某日、秋葉原の「大人のデパート エムズ」を訪ねました。この地に店舗をかまえて16年、明るくてクリーンなイメージのアダルトショップの先駆的な存在として、いまも秋葉原のランドマークと目されています。

 広報の八十島理沙さんに、ストレートにうかがいましたーー「今年売れた、女性&カップル向けグッズを教えてください!」。

◎SVAKOM「ケリ」

 スバコムは米国のブランドで、温感バイブやタッチセンサーバイブなど、これまでにないギミックに富んだバイブレーターを発表してきました。が、新作の「ケリ」はちょっと方向転換。ビギナーさんにまず手に取ってほしい、「やさしい」グッズなのです。

八十島「海外ブランドのグッズとしては、今年最も売れたアイテムです。スバコムが1万円以下で買えるって、うれしいですよね。美顔器のような外見も、手に取りやすいと思います。ローターとしてもバイブしても使えるし、女性としては自分が気持ちよくなるだけでなく、これで男性を攻めることができるので、とにかく“使える”1本であることは間違いないです。あと、注目してほしいのは音!」

 はい、わかります。これ、驚くほど振動音が静かなんです。

八十島「振動の強さをマックスにしても静かなままなので、そこに安心感を覚えて購入されるお客さまも少なくなかったと見ています。一度手にとり作動してもらえれば、瞬時にしてわかる高級感と実用性、さすがです」

◎Fun Factory「ビー ストロニック フュージョン」

八十島「ドイツブランド、ファンファクトリーは今年も元気でしたね。勢いが止まりません。そのなかでもこのビー ストロニック フュージョンは、ピストン機能がついたハイエンドモデルです」

 2016年はピストンバイブがアツい1年でした! 私も何本か試しましたが、ピンからキリまであった、というのが正直な感想。

八十島「ピストンバイブって、男性の夢なんですよね。でも、こうしたハードな刺激を求める女性も増えてきたと感じます。この商品はサイズ的にもかなり大きくて、振動がずっしり思いため、バイブ上級者の女性に支持されていると見ています」

 このバイブ、ほんとうに「巨根感」があるんですよ。なかば強引に押し広げられるようなその感覚、万人ウケはしませんが、これが好きという女性も必ずいるはず。そして、奥を力強くノックされるような力強いピストン……脳までズシンと響きます!

◎ウーマナイザー PRO40

昨年、クリトリス吸引器である同シリーズの初代が発売されたとき、私は少なからずびっくりしました。クリトリスを吸い上げるグッズ、という発想そのものが私のなかになかったからです。でも同時に、ものすごく腑に落ちたんです。だって、膣派よりクリトリス派の女性、多いですよね? これまではローターなどによる振動刺激にかぎられていましたが、吸引という選択肢が増えるのはすばらしいことです。

八十島「これ、リアルに女性のお客さまに支持されていると実感しています。ケースがつかないぶん、シリーズで最もお求めやすい価格になったというのも、売れた理由ですね。舐められたい、吸われたいという女性たちの潜在的な欲求を、このグッズがすくい上げてくれたのでしょう」

 振動+吸い上げの刺激は、多くの女性にとって未体験。ぜひ一度味わってほしいと私も思います!

◎デンマミルキー

八十島「当店とAmazonだけで限定発売している、小型電マです!」

 ずいぶん小型ですねぇ。グッズを使いはじめた当初、私のなかに「電マはコワイ」というイメージがあり、あまりオススメしてこなかったのですが、最近は電マ好きの女性も増えている気がします。あくまで体感であって、データはないんですけど。それって、こうしたハンディなタイプなど、女性でも扱いやすいバリエーションが増えているからかも。

八十島「売り場で男性のお客さまから問い合わせが多いのは、『いちばん振動が強いのって、どれですか?』なんですよ。ひたすら強さを求める男性と、使い勝手のいいものを求めて自分なりに上手に取り入れる女性とのあいだには、ちょっと温度差があるかもしれませんね。この電マは、ヘッドの可動域が広いので狙った場所に当てやすいのも、好評の一因と見ています」

◎SWAN「スクイーズ カーブ」

これ、私もむっちゃオススメします!

八十島「手で握る強さで、バイブの振動強弱を調整するという、これまでにないコントロール法に注目が集まっています。一度操作を覚えれば、感覚的に調整できるので快感に没頭デキますよ!」

 特に海外製バイブは操作ボタンが目立たないようにあしらわれていたり、振動パターンの多さゆえに何度もボタンを押さなければならなかったり……そっちに気をとらわれてしまうこともしばしば。このバイブは、握る力の強さを変えればすぐに振動の強さも変わる、つまりタイムラグがないのでストレスフリーで操作できます。

◎トカ ナチュラルプレジャージェル

ここ数年、高品質なローションが増えていると感じています。これもそのひとつ。

八十島「個包装になっているローションってほんとうに便利ですよね。衛生状態も保てるし、ラブホデートや旅行のとき必要なぶんだけ持ち歩けます。このローションは伸びがよくて潤いが途切れないので、1パック6mlで2回戦ぐらいは十分楽しめますよ。パウチを開いた瞬間、ふわっと上品かつナチュラルな香りが立つのも、女性としてはうれしいですね」

 成分が表示してあるのもポイント。粘膜にダメージのない成分なので、安心して使えます。

◎iroha stick

 まるでコスメアイテムのようなローター。これは11月末に発売されたばかりですよね!

八十島「はい、発売直後からさっそくネット通販で売れています。このルックスの勝利ですよね。こんなに買いやすいものは、そうそうないですよ。加えて1,000円台というお値段。これまでグッズを買ったことがない人に、はじめてのローターとして手にとってほしいです」

 女性同士でちょっとエロティックな贈り物……という習慣がいつか根づかないかなぁ、と私は常々思っています。今冬のギフトシーズン、このiroha stickを贈り合うのはいかがでしょう?

◎ライアン S ハートバイブ/クラシックバイブレーター

これ何ですか、お菓子ですか? と思うほどの素敵なパッケージ! もう一方は収納ポーチ付きですが、すべてが上品で、コスメブランドがこの時期によく発売する限定コフレのようです。

八十島「ライアン Sはオランダのブランドなんですが、高品質なグッズとそのパッケージとで、とことんガーリーな世界観を創りだしています。まず誰もがその外観に惹かれると思うのですが、見てください、クラシックバイブレーターはポーチにこんなものが着いているんですよ!」

八十島「実際にこれで鍵をかける女性がたくさんいるかどうかはわかりません、でもこういう秘密っぽさってなんだか気分がアガりますよね。ハートバイブにしても高級チョコレートのような箱入りだし、女性の心をくすぐるのがとても上手なブランドだけに、今年人気が出たのも納得です」

 高級路線なのは、見た目だけではありません。素材も上質、弾力があるのでさわり心地がよく、女性の肌にも粘膜にもやさしい……ほんとに女心をわかってる!

*   *   *

 グッズの話をしていると時間が経つのがあっという間! 最後に八十島さん的2016年のエムズニュースを尋ねたところ、「秋葉原店4F、ラグジュアリーコーナーがリニューアルしました!」とのこと。上記で紹介したSWANやFun Factory、スバコムほか、数々のバイブ界のラグジュアリーブランドが陳列されるにふさわしい空間へと生まれ変わったのです。

しかも朗報! エムズさんにかぎらず多くのアダルトショップは店内での写真撮影がNGですが、このエリアにかぎっては写真撮り放題! 八十島さん曰く、「私自身、Instagramが好きなんです。おもしろい場所、すてきなところに行ったらアップしたいじゃないですか。お客さまにも同じ気持ちの方が少なくないと思い、企画しました」とのこと。日本のアダルトショップは外国人旅行客も高い関心を寄せているので、SNSに写真をあげたら国内外のいろんなところから注目を集めそうです。

 2016年もグッズが豊作な年でした。となると、2017年に期待が高まりますね。来年も気持ちよくなりましょう。よいお年を!

■ 桃子
オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

秋葉原のメガ・アダルトショップに聞く「2016年に売れた女性用グッズ」!のページです。サイゾーウーマンジャニーズ(SMAPTOKIOKinKi KidsV6NEWS関ジャニ∞KAT-TUNHey!Say!JUMPKis-My-Ft2Sexy Zone)の最新ニュースのほか、ここでしか読めない裏芸能ゴシップなどをお届けします。女性誌レビューコラムインタビューなども充実! のニュースならサイゾーウーマンへ!