次期大統領の最有力候補!

冷徹なバリキャリながらもユーモアがあり、ちょっとダサい。ヒラリー・クリントンの最強伝説

2015/09/06 21:00

8.60過ぎてもクラブが好き

 世界の大物政治家や指導者との会談でも、汗ひとつかかないという冷静なヒラリー。外遊が得意な彼女だが、外国で難しい話ばかりしているわけではない。12年にオバマ大統領とともに首脳会議に出席するためコロンビアを訪れた際、女性スタッフを引き連れてナイトクラブ「カフェ・ハバナ」に繰り出し、ビールをラッパ飲みしたり、ダンスしたりと大はしゃぎ。その様子を収めた写真が米メディアで紹介され、親近感を抱かれるようになった。

9.外見に無関心で、「私の見た目は、国民が心配して」

 ヒラリーは時折、ドすっぴんで公共の場に現れることがある。本人は清潔にしていれば外見はどうでも構わないと思っており、「外見は、そんなに重要なものじゃない。もし、すっぴんなかどうか心配だというのなら、どうぞ心配なさって。私はこの国のため、日々頭を悩ませているのだから、たまには皆さんが心配するのもいいでしょう」と発言。またシュシュなどのヘアアクセサリーの趣味がとてつもなくダサいのだが、冷徹な女ヒラリーの思わぬ欠点として愛されている。

10.米大統領をソファーに寝かせた女

 ビルの浮気騒動に悩まされることが多いヒラリーだが、最大のスキャンダルであるモニカ・ルインスキー事件の時でさえも、離婚はせずに夫を支え続けた。「仮面夫婦だから平気なのだろう」「ヒラリーはレズビアンだから平気なのだ」とゴシップもされたが、ビルは後に「ヒラリーはなにがあっても親友でいてくれたが、モニカ・ルインスキーの件では激怒し、2カ月間、同じベッドで寝かせてくれなかった。その間、ずっと古いソファーで寝ていた」と告白。「時が流れ、彼女に笑顔が戻り、自分はベッドを取り戻せたけれど、もう二度と彼女を裏切らないと誓った」と明かしている。ビルを捨てなかったヒラリーを甘いと批判する声もあるが、大統領である夫をソファーで寝るよう命じられるのは彼女だけ、妻としてのプライドの高さがうかがえる。

最終更新:2015/09/06 21:00
困難な選択 (上)
上昇志向が強すぎて、友だちにはなったらこっちが病みそう
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