[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

「めんどうはどう臭い?」、質問魔で完璧主義の娘に思わずたじろぐ

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(C)倉田真由美

 現在、幼稚園年長の娘ココは、最近テレビを見ていて知らない言葉が出てくると、よく質問してきます。先日も火事のニュースの際に、「ギセイシャってなに?」と聞いてくるじゃないですか。一瞬オレも「え? 犠牲者? うーん」と悩んだが、「この場合は火事で亡くなった人のことだよ」と答えると、「じゃ死んだ人って言えばいいじゃん。なんでギセイシャっていうの?」と質問返し! な、なるほど、難しいな。なので、「この場合は犠牲者と死んだ人は同じ意味」としか答えられませんでした。

 さらにまたテレビを見ていると突然、「めんどうくさいってなにが臭いの? めんどうってなに?」とこれまた難しい質問! 確かになんでくさいのだろうか。「うーん……めんどうくさいってのはね、匂いが臭いんじゃなくてさ、いやだなあとか思った時に使う言葉なんだよ、わかる?」「ぜんぜん意味わからん! 父ちゃんもわかんないの? ダメじゃん!」とダメだしされてしまった……。ヤバいなオレ、ココに聞かれたらすぐに答えられないと!

 しかし、この子は頭いいのだろうか? いままでは飽きっぽいし集中力がないから、妻くらたまは「この子は勉強に向いてないかも」と心配していましたが、知らない言葉はどんどん質問してくるし、友達には毎日のように手紙を書いてるし、ちょっとずつ知的好奇心が芽生えてきたのかも。

 先日は幼稚園で保育参観がありました。参観は年に1回しかないんですよ。親としてはもっと見たいんだけど……。まずは園庭で年少~年長の子どもたち全員で「はとぽっぽ体操」。歌いながら体を動かすのですが、ココたち年長組は2年以上やってるわけだから、テキパキとこなす! ココも大声で歌ってましたよ。こうやって3学年を一度に見ると、ココたち年長組はみんな背も高くなったし、先生の言うことをちゃんと聞いてるし、なんだか年少、年中の子たちのお手本になってるというか、ココもお姉ちゃんっぽくなってきてるなあとしみじみ。

 先生が絵本の読み聞かせをしてる間も、年長組はみんな黙ってちゃんと聞いてる! 偉いなあ。途中から「この話、知ってる!」「前に聞いた!」とツッコむ子もいましたが、先生が「聞いている子がいるから静かにね!」と注意すると、「はーい」と素直におとなしくしていました。これもやはり親が見ているからかなと疑問に思って帰り際に先生に聞いてみると、「毎日こんな感じですよ」とさらり。最近の子どもたちは落ち着きがない、人の話を聞かないというニュースを見聞きしますが、実際はそんなことはないんだなあ。ココが通っている園は1学年20人と、周辺の幼稚園の園児数と比べても格段に少ない人数。園児の数が規律正しさにいい影響を与えているのかもしれないですね。

 給食の時間も見学できたのですが、年長組になると日替わりで2人が当番となり、みんなの机に給食のお弁当を配ります。「はい、お弁当」「ありがとう」「どういたしまして」とみんなちゃんとあいさつしています。ココなんて、うちでは「どういたしまして」なんて言葉を使ったことないのに……。「いただきます」のあいさつの前には、当番の子がみんなの前で名前などを言ってから、最近なにがあったのかちょっとしたお話をします。ココも当番の日に「今日なに話そうかな」と困ったような素振りだったので、「公園でカメを捕まえた話にしたら?」「あ! そうしよう!」と話していたことがあったのですが、実際はこんな感じだったんだなぁ。で、この日の当番の子がお話ししてから、先生と一緒に「いただきます!」とみんなで給食を食べる。参観は午前中までだったので、ここで終了です。

大人になると負けず嫌いも完璧主義もなくなります……

しぃちゃん

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