今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

海老蔵の「改名」タイミング&新ネームが醸し出したモノ

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ブログも一向に飽きる気配なし

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「感じ変えたの!」とポップに報告
 海老蔵、本名を「宝世」に改名。難しく書くと「寶世」。読みは以前と同じ『たかとし』ですが」だと。なんじゃそりゃ。違うぞ。今日からキミは「ほうせい」だ。なんなら「月亭」もつけさせてもらおう。本当に、親の命日に、親につけてもらった名前を変えるって、本質的なところが何にも変わってないよなぁ。

◎新書で出しそう
 中村うさぎ、『5時に夢中!』(TOKYO MX)降板騒動。攻めてるだけに、このプロデューサーの番組は降板騒動が多いな。このテの話って、普通は「真相」について、当事者は何も語らずというケースが多いのだが。中村うさぎはもうブログでオールぶっちゃけ。ここまでぶっちゃけられると、もう我々余人は、過ぎし日々に思いを馳せるのみであるな。あんなに楽しかったのに、なぜ、なぜ。

 まだ「降板」とはせず、中村うさぎを説得中だという番組側。その説得の模様や、美保純との2 人きりでのガチの話し合いを、セッティングしてぜひ放送してほしい。ついでに、西村賢太も高須克弥院長も西原恵理子もあらためて呼んで「そもそもコレが気に食わなかった」をカメラの前でぶっちゃけてもらって。生バラエティ情報番組の風雲児たるここのプロデューサーなら、これまでテレビではタブーとされてきた「降板にまつわるエトセトラ」も扱えるはず。伝説を超えて行け。

◎今年のブレーク予想
 『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、イスラム国の解説をしている、内藤正典というイスラム専門家の先生の話がわかりやすい。この話題では、出てくるほとんどの専門家が「全てのイスラム教徒がこうではありません」的な、通り一遍の話しかしないが、この先生は「イスラム教では、『ローマ法王』的な宗教的地位システムが確立されておらず、優れた指導者が必ずしも国のトップにつけないので、常に不満が渦巻く要因になっている」「イスラム国は、シリア内にあるトルコの『聖地』を侵攻せず護っている。これもトルコと関係性がいい理由の1つ」「今のイスラム国のトップの男は、『血筋』を自称し、自分こそが指導者にふさわしいとアピールしている」等々、隔靴掻痒で今ひとつイメージがわかない「イスラム話」に、プラスαの情報を付け加えて噛み砕いて教えてくれる。

 何を聞いてもスラスラ答えが出てくる立て板に水は、池上彰と同じ雰囲気なのだが。池上彰が、まるで人工知能のようにフラットな感じで質問に答えるのに対し、この内藤先生は、「ほんっと、こういうヤツがいると、イスラムが誤解されるからイヤッ」てな感じで、プンスカしながら答えるのが、味が出てて面白い。これから各番組で争奪戦だな。こういう人を最初に押さえるのは、これまで必ず『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)だったのになぁ。本当にいろいろ、草葉の陰で泣いてるんだろうな。最後は結局、たかじんフォーエバー。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、1月16日に新刊『今井舞がゆく! 気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)発売。

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