死を悼む声止まず……

破局? 子作り計画? 急死した『glee』のコリーをめぐり、米マスコミも情報錯綜

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リア(左)とコリー(右)に確かにあった幸せな時間

 全米で社会現象になるほどのブームを巻き起こしたドラマ『glee/グリー』。フィン役を熱演していた俳優コリー・モンティスが13日、滞在していたカナダ・バンクーバーのホテルで亡くなっているのが発見された。享年31歳。今年3月、ドラマのシーズン中であるにもかかわらず突然リハビリ施設入りすることを発表して世間を驚かせた彼だったが、薬物依存の治療は良好で、『glee』共演者のリア・ミシェルとの交際も順調だと伝えられた矢先であり、死ぬような気配はまったくなかったことから、誰もが強いショックを受けている。

 高校のグリークラブ(合唱部)を舞台にドラマチックな物語を展開し、世界中のファンを魅了した『glee』。毎回、幅広いジャンルからヒットした名曲を選び、出演者によるカバーやパフォーマンスが見どころとなっていた。ドラマのサウンドトラックは驚異的な売り上げを記録、グラミー賞にまでノミネートされている。出演者は、歌唱力・演技力・ダンス能力に秀でた個性的な役者ばかり。中でも、アラサーで高校生役を熱演していた遅咲きカナダ人俳優のコリーは高い人気を誇っていた。

 7歳で両親が離婚し、兄と共に母親に引き取られたコリーは、社会になじめない子ども時代を過ごし、13歳でアルコールやマリファナに手を出すようになり、不登校児になってしまった。日本の中学3年生に当たる9年生で学校を中退するが、母親の強い勧めで学校に通う努力をし、16歳で完全に学業を放棄するまで少年更生施設を含む12もの学校に通ったという。バイトをしながら地元のバンドでドラムを叩く生活を送るようになった彼は、かなりの頻度で問題を起こし、薬物にどっぷり浸かってコントロールが利かない状態に。そのため、19歳でリハビリ施設に初入所している。

 しかし、薬物を断ち切ることは難しく、家族から大金を盗んだことが原因で、追い出されるようにバンクーバーを離れ、ナナイモという小さな産業都市に移り住み、屋根職人として働き始めた。ここで薬物から足を洗い、同じように薬物依存を克服した仲間と交流し、そこで演技指導をしていたアンドリュー・マクロイと出会った。アンドリューの影響で、俳優業に興味を持った彼は、オーディションを受け始め、アメリカのテレビドラマに出演するように。『glee』のフィン役に抜擢されたときは27歳だったが、フレッシュな演技で、視聴者に違和感を与えることはなかった。

 コリーは、2011年に米雑誌「Parade」のインタビューで、荒れた少年・青年時代を送ったこと、依存症に苦しんだことを告白したのだが、その際に「学校を中退して、ハイになっても、有名な役者になれるんだぜというような、間違ったメッセージを子どもたちに送りたくなかったんだ。(今回告白したのは)オレはとってもラッキーなんだと言いたかったから。俳優うんぬんじゃなく、生きていること自体がラッキーなんだ」と述べており、薬物依存との戦いが、いかに壮絶だったかをうかがわせていた。

 「生きていること自体がラッキー」と感じているからか、コリーはとても控えめな硬派な男性であり、テイラー・スウィフトとのロマンスがウワサされるなど、肉食系女子に気に入られる傾向があった。11年から交際しているリア・ミシェルもハキハキとした野心家であり、コリーとリアの性格は対照的だといわれていた。

 今年春にコリーがリハビリ施設に入ることを発表した際、リアはすぐに彼をサポートすると表明し、施設から出所した彼と手をつなぎデートする姿もパパラッチされていた。最愛の彼の突然の死に、リアは打ちのめされているとのことで、彼女の代理人は「どうか彼女の気持ちを考えて、そっとしてやってほしい」とのコメントを出している。

 米ゴシップ芸能サイト「HollywoodLife.com」によると、コリーにリハビリを受けるよう勧めたのはリアであり、その理由は「彼の赤ん坊が欲しかったから。1日も早くクリーンになって、家庭を築きたかったから」。「2人は理想のカップルだった。リアはコリーが素晴らしい父親になると確信しており、彼の赤ん坊を欲しがっていたんだ」という消息筋の話を紹介した。

まだフィンの声を聞く勇気が持てない……

しぃちゃん

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