真実か金目当てか

急逝から4年、マイケル・ジャクソンに新たな児童性的虐待疑惑が浮上!

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“子ども”が好き過ぎて距離感が
わからなかったマイケル

 ダンスの神童と呼ばれ、全盛期のブリトニー・スピアーズらトップ・アーティストたちの振り付けを手がけてきた、人気振付師のウェイド・ロブソン。わずか5歳でマイケル・ジャクソンに才能を見だされて「ブラック・オア・ホワイト」(1991)のPVに抜擢され、一気に知名度を上げた彼は、2005年の児童性的虐待疑惑裁判でマイケルを擁護したことでも知られている。そんなウェイドが、マイケルが急逝し4年が過ぎようとしているタイミングで、「実はマイケルから性的虐待を受けていた」と激白。昨年3月に神経衰弱にかかった際、突然、いたずらされていた記憶が蘇ったそうで、マイケルの遺産管理団体に対して、慰謝料を支払うよう求める訴えを起こした。

 82年にオーストラリアで生まれたウェイドは、オムツが外れる前から大人の度肝を抜くダンスステップを披露するようになり、3歳でマイケルの「スリラー」(83)のダンスステップを完全にコピー。5歳でマイケルのコンサート・チケットをかけた「そっくりさんダンス・コンテスト」に出場し、見事優勝。ウェイドの踊りの才能に惚れたマイケルは、一家をアメリカに招き寄せ、ウェイドを「ブラック・オア・ホワイト」「ヒール・ザ・ワールド」(91)「ジャム」(92)のPVに次々と出演させた。その後、テレビドラマや映画に出演し、アカデミー賞でパフォーマンスで行うようになった彼は、12歳でスタジオを設立し、ロサンゼルスのトップ・ダンス校で踊りを教えるまでに成長。16歳でブリトニー・スピアーズの振り付けを手がけるようになり、コンサートだけでなく、ペプシのCMの振り付けまで担当したことで再び脚光を浴びた。ソングライターとしても活動しており、イン・シンクやアッシャー、バックストリート・ボーイズ、マンディ・ムーアなど、若き人気スターたちと共に働き、新たに設立したWaJeRoエンターテインメントの運営も上々だと伝えられている。

 03年にはMTVのリアリティ番組『The Wade Robson Project』をプロデュースし、07年には大人気コンペ番組『アメリカン・ダンスアイドル』の振り付けと審査員を担当。世界的なヒットとなったアニメ映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』(11)は、ウェイドの動きを参考に製作されるなど、近年も振付師として大躍進を続けていた。しかし、11年に映画『ステップ・アップ4:レボリューション』の監督を急遽降板してからは、表立った活動をしておらず、ファンを心配させていた。

 米ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、ウェイドは11年から精神的に不安定になり、昨年3月に神経衰弱にかかり、精神的にダウンしてしまった。神経衰弱は活動を完全に停止させなければならぬほど重度で、作詞などの契約もドタキャンする騒ぎとなってしまったとのこと。莫大な金を失ったそうで、1日でも早く治そうと心療内科医を訪れ治療を受けたところ、突然フラッシュバックが起こり、子どもの頃にマイケルから性的虐待を受けていた記憶が蘇ったという。

 ウェイドは、7歳から14歳まで、ネバーランドなどマイケルが住む場所に出入りしていた。この間ずっと、性的虐待を受けていたが、マインドコントロールされていたため、その事実を記憶の奥底に封じ込め、なかったことにしていたというのだ。

 ウェイドの弁護士は「ウェイドは子どもの頃、セクシャル・プレデター(性的に人を食いものにする犯罪者)と生活をし、洗脳されてしまった。そのことが潜在的な重荷となり、精神的にやられてしまったのだ」と主張。ウェイドは、マイケルから「ボクたちが何をしたのか、人に知れたら、キミもボクも刑務所に入れられて一生出られなくなるんだよ」「人に話したら、ボクたちの人生は終わってしまうんだよ」と繰り返し囁かれ、脅迫されていたことも思い出したという。

 裁判所に提出されたウェイドの訴状は、公表されない手続きが取られているため、慰謝料をいくら求めているのかなどは不明だ。しかし、彼の弁護士は「これまではうまくかわしてきただろうが、今回はそうはいかない。真実が明かされる時が来たのだ」と息巻いており、恐らく億円単位の金を要求しているものとみられている。

 マイケル・ジャクソンは03年に児童性的虐待容疑で逮捕、05年まで裁判にかけられている。ウェイドは、マコーレー・カルキンらと共にマイケルのベッドで寝たり、マイケルと一緒にシャワーを浴びていたところをスタッフに目撃されていたが、「マイケルから性的ないたずらを受けたことなど一度もない」と発言。05年に裁判の証言台に立ち、マイケルを擁護した。08年に受けたインタビューでも、「マイケルの心は、とっても純粋なんだ。普通に生きることが、どんなことなのか、そういう概念がないんだよ」と同情し、マイケルが亡くなるまで、ずっと仲の良い友人だったと伝えられている。

 マイケルの真の友人として有名だったウェイドが、突然、マイケルがセクシャル・プレデターだったと言いだしたことについて、業界では、大きな波紋が広がっている。R&Bグループ「B2K」のリードボーカルだったのオマリオンは「死人を訴えるなんて信じられない」と顔をしかめ、マイケルの長年の友人だったライオネル・リッチーは「ありゃ、インチキだよ。ひどいもんだ」と怒りをあらわにした。マイケルの遺産管理団体の弁護士らは、「うそ八百」だと切り捨て、マイケルの母が損害賠償を求め訴えているコンサート・プロモーター「AEGライブ」が裏で手を引いているのではないかと疑っているようだとも伝えられている。

 キャリアは長いが、まだ30歳のウェイド。05年にファッション・デザイナーのアマンダ・ロドリゲスと結婚しており、10年には第一子が誕生。アマンダとは、ステージやテレビ、映画のプロジェクトを共に手がけており、おしどり夫婦として知られているが、今回のことについて、妻がどう思っているのかも気になるところだ。

 パンドラの箱が開かれてしまったのか、それとも単に金目当ての訴訟なのか。今後どのような展開になるのか注意深く見守っていきたい。

ウェイドの経歴が神すぎるわ!

しぃちゃん

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