政治問題に発展しちゃいそう

ビヨンセ&ジェイ・Zのキューバ渡航に大統領が関与? 新曲発表で騒動に

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世帯年収77億円だと、足首掴むようになるんだゼ

 世帯年収は7,800万ドル(77億円)、「世界で最も稼ぐカップル」として名高いビヨンセとジェイ・Z。向かうところ敵なしの最強夫婦は、結婚5周年を迎え、記念にと親族や友人を引き連れキューバ観光を楽しんだ。手をつないで首都ハバナの町を練り歩いたり、食事会でビヨンセがサルサを披露したり、アニバーサリー・バケーションを満喫した2人だったが、このことが今、アメリカで大きな物議を醸している。なぜなら、アメリカ政府は経済制裁を科しているキューバへ観光目的の渡航を禁じているからだ。2人は財務省から渡航許可を得たと報じられたが、ジェイは11日にリリースした新曲のリリックで、まるで、オバマ大統領の力添えを得てキューバに行ったようにラップし、さらなる論議を巻き起こしている。

 アメリカは1961年、カストロ政権が実施したアメリカ企業にとって不利になる改革措置に反発し、キューバとの国交を断絶。キューバは、大国アメリカに立ち向かうため、旧ソ連と手を組み、核戦争に発展しかねない“キューバ危機”を招いた。当時のケネディ米大統領とソ連のフルシチョフ首相の協議により、最悪の事態は回避できたが、アメリカとキューバの関係は修復不可能なまでに冷えきり、以後、外交関係を断絶している。

 アメリカはキューバに対して経済制裁も科しており、自国民がキューバで金を遣わないよう、観光を目的とした渡航を禁じている。とはいえ、政府からの特別許可証があれば渡航は可能であり、ビヨンセとジェイも、財務省から渡航許可を得ていたと報道。観光ではなく文化交流を目的にキューバを訪問したと伝えられたが、キューバ系移民を代表するフロリダの共和党2議員は「渡航を禁止しているのに、なぜアメリカの2大セレブをキューバに行かせたのか。経済制裁しているのに、なぜ彼らにキューバで、アメリカの金を湯水のように使わせたのか」と納得しておらず、財務省をきつく責め立てている。

 ネットに流れている写真や動画を見る限り、ビヨンセとジェイがキューバ・バケーションを楽しんでいたのは紛れもない事実であり、大半を観光に費やしたものと見られている。しかし、2人ともエンターテインメント界の大御所であるため、多少なりとも文化交流をしたことは明白。ジェイは先日、プロアスリートのマネジメント事務所「Roc Nation Sports」を立ち上げており、「今回のキューバ訪問は、運動能力の高いキューバのスポーツ選手をスカウトに行ったのかもしれない」という好意的な見方をする者もいた。

 共和党2議員の怒りは収まらないものの、1月に開催されたオバマ米大統領の就任式で、ビヨンセが口パク国歌斉唱した時のように、「実力のある大物なんだし、法律違反したわけじゃないし、いいじゃないか」という空気が流れるようになった11日。ジェイは、新曲「Open Letter」をリリースした。その曲のなかで、今回のキューバ旅行にはオバマ大統領の力添えがあったことを示唆するくだりがあり、瞬く間に波紋が広がったのだ。

 軽快なリズムに乗り、ジェイが、「オレは、ハバナをアトランタに変えてきたぜ」と、上機嫌にラップを進める「Open Letter」。しかし、「大したことないフッド出身のオレだけど、ホワイトハウスの許可を得たぜ」と、いかにもオバマ大統領がキューバ渡航の許可を出したようなくだりがあったり、「政治家って奴はクソの役にもたたねぇな。うそつきで、歴史をねじ曲げやがって。オレを捕まえて罰金を払わせたいのか? だったら、待っとけよ。本物の犯罪を犯してやるからよ」と、共和党2議員に向けたラインがあるなど、2人のキューバ訪問を快く思っていない者に対して、かなり挑発的な内容となっている。

 また、「オバマは、“ちょっと落ち着けよ。このままだとオレが(大領領)弾劾されちまうぜ”って言う。こんなクソったれたこと、必要ないだろ? オレと一緒にビーチでリラックスしようぜ」というラインまで登場。ジェイは大統領と親交が深いことで知られているが、それを見事にネタにした格好だ。以後、「オマエら革命を起こしかけたな」「オレを脅せば、オレは撃つ、吠えるぜ」「キューバにいるぜ、キューバを愛してる」「共産主義って話はマジ紛らわしい、勘弁してくれ」と続く。

 もしオバマ大統領が個人的に友人であるジェイとビヨンセのキューバ訪問に許可を出したのなら、大問題となる。ホワイトハウス担当記者たちの間でもこのことは話題となり、同日の定例記者会見で、ホワイトハウスの許可を得たという部分の真偽を確かめる質問が飛び出した。記者たちの失笑が漏れる中、ホワイトハウス報道官のジェイ・カーニーはニコリともせず、「渡航許可を出すのは財務省であり、ホワイトハウスではない」「ホワイトハウスはまったく無関係だ」と回答。なぜ、ジェイがホワイトハウスと言ったのかに関しては「Treasury(財務省)って単語をライムするのが難しいんじゃないか」と呆れた顔でコメントしていた。

 観光目的での渡航を禁じられているキューバだが、アメリカ人には人気があり、第三国を経由して同国を訪れる人がとても多い。オバマ大統領は、数年前からキューバへの制裁緩和を掲げており、今後ますます「ヒト・カネ・情報」の往来が活発化するだろうとも報じられている。ひょっとして、ビヨンセとジェイの今回の訪問が、緩和に拍車をかけるきっかけになるかもしれない。

 米エンタメ界のトップに君臨する、ビヨンセとジェイのキューバ訪問は、アメリカにとってプラスだったのか、それともマイナスだったのか。その答えがわかるまで、まだ少し時間がかかりそうである。

キューバ、相当楽しいと聞きましたぜ!

しぃちゃん

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