"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第137回】

「週刊女性」と共謀か!? 窮状を語る中島知子の“元占い師”の現在

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「週刊女性」8月21・28日合併号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第137回(8/3~7発売号より)

 女子大学生、高校生のセックス体験率が低下しているらしい。女子大生が47%、女子高校生は24%と、6年前の調査から比べ15%ほど減っているのだとか。もちろん男子はもっと前から――。男女とも草食化って大丈夫か? 異性を意識しないってことは “金持ちになってモテたい”“綺麗になりたい”という意識も低下すること? それじゃあ経済にも影響すると思う。もちろん少子化問題も。頑張れ、若者!!

1位「オセロ中島 水面下の『’13年初頭復帰プラン』と“まるで別人”の激ヤセ姿! 元占い師の超意外な『再就職先』」(「週刊女性」8月21・28日合併号)
2位「なでしこ澤穂希 呆然の男女差別」(「女性セブン」8月16日号)
3位「河本準一 仕事激減、息子も非難され… 片山さつきが語った『救済法』」(「週刊女性」8月21・28日合併号)


 今週も女性週刊誌は五輪記事を多く取り上げているからか、ロクな芸能ネタがない。合併号だというのに……。だから、「あの事件のその後」的記事をトップに持ってくるしかなかった。中島知子ネタである。未だに公の場に姿を現していないし、世間の関心も少しはある。もし復帰したら中島ネタ一色になるのは間違いがないが、その合間のほどほどの関心だ。

 記事によると中島の洗脳は完全に解かれ、復帰に向け調整中で、復帰時期は来年年明けになると「中島知人」のコメントが載っている。その知人いわく、現在は東京郊外のウイークリーマンションに1人で生活しているという。

 中島に関する情報は以上である。これが「週女」の今週のトップ記事――。いやいや、そうではない。このトップ記事の主要なテーマは中島ではなく、洗脳“占い師”の現在だったのだ。中島情報が取れなかったための苦肉の策かもしれないが、こちらの“占い師”情報は濃い。

 “占い師”の自宅マンションを張り込む「週女」記者。そこに出てきた“占い師”であるが、その容姿は激変していたらしい。90キロあると言われていた体型だったが、30キロは痩せ、清楚な印象だったという。そんな“占い師”に直撃する記者。すると「本当のことを言っても、メディアは自分たちの都合のいいように報じるだけ」「こちらが悪者になってしまう」などと語り、中島と連絡を取っていないこと、生活できないような状況になっていると窮状を訴えたという。さらに“占い師”の友人なる人物も登場。同居中、中島は収入がなかったため“占い師”のお金で生活をしていたそうだ。それで“占い師”の貯金は使い果たしてしまったと、これまた窮状を補強したのだ。ホンマかいな。貯金を使い果たしたのは中島の方だと思うが、しかし “占い師”側の主張が続く。さらに歩き去った“占い師”をそのまま尾行する記者。すると“占い師”は迎えのバスに乗って有名運送会社の集配センターへ向かったという。“占い師”は生活のため、母親と一緒にこの集配センターでバイトをしていたのだ。5時間で6,000円と、これまた詳しい数字を出しながら――。

 これまで口八丁で複数の女性に寄生してきたといわれた“占い師”だが、これだけ悪目立ちしてしまったから“占い”の仕事もできないだろう。だが“まともな仕事”につくことはいいことではないか。次の犠牲者も出ないだろう。しばらくは、“占い師”の現状はわかった。しかし、世の中の関心は今や“占い師”ではなく中島本人だ。“占い師”を張り込んだり、尾行したりするのだったら、その情熱を中島に向けてほしかった。(追記:記事を読むと、どう見ても情報源は “占い師”本人。だから本当に張り込んだり、尾行する必要はなかったのかも。アリバイ記述か(笑))

 世の中五輪だらけ、しかもテレビは同じ場面を何度もリピートし、過去の五輪映像まで引っ張りだして放映するから、いつの映像なのかよくわからない状態が続いている。そんな中、注目すべき記事がこれだ。五輪サッカーの男女差別! 捨て置けない!

 なんでも今回、男女サッカーチームは同じ飛行機で英国入りしたらしい。しかし男子は「ビジネス」で女子は「エコノミー」。なに――!! 基本23歳以下の男子選手に比べ、女子はもっと上の選手も。しかもこれには日本サッカー協会(JFA)が1996年に定めた規則が存在した。「男子はプロ選手がいるからJFAが資金援助してビジネス。女子はエコノミー」。

 おいおい。現在女子だってプロ契約している選手もいる。しかも世界ランキングでは男子20位、女子は3位だぞ! ワールドカップで優勝までした。注目度からしても16年前とは状況が違う! スポンサーが付かない? 儲からない? いや、差別だ!

 さらに「セブン」では日本だけでなく世界のスポーツ界の男女差別、その歴史、日本サッカーの男女の大きな差(収入も含め)などにも言及する。さすが女性週刊誌。女性目線の意義ある記事に仕上げている。金だ、メダルだとただ浮かれる多くのメディアとは違った視点だ。

 だが残念なのは、この差別問題を最初に報じたのは日本メディアではないということだ。最初に問題視したのは米紙「ニューヨークタイムズ」や英公共放送の「チャンネル4」だった。日本のメディアも未だ男尊女卑の色は濃い。スポーツ界の女性の権利、待遇の向上など、こうした視線の五輪報道をもっと行って欲しい。スポンサーやら代理店の方向ばかり向いてないでさ。

 生活保護問題が未だ燻る次長課長の河本準一。テレビ出演時間も減り、小学3年生の息子も生活保護をネタに同級生から酷いことを言われているらしい。「もういいじゃない」と思うが、決してそう思わない人間が存在する。そう、片山さつきである。今回も「週女」の取材に答え、こんなことを言い放った。

「本当に自分は悪かったと反省して、生活保護の受給率の高い地域へ行って、自ら“みんな自立しましょう!”と声を上げるなら手を貸します」

おいおい、生活保護受給者はすべて怠け者か? 不正受給者か? そうではない。高齢、不況での失業、病気、介護。さまざまな事情が存在する。それを十羽一絡げに“自立”って、こいつ何サマだ。こんな意識の低い人間が国会議員サマなのである。国民の税金で生活しているくせに、この態度は何なんだ!? さすが元大蔵官僚。国民から搾り取るだけ搾り取るだけで、国民のために動く気はさらさらないらしい。あくまで上から目線、何様じゃ。片山への怒りが、河本への怒りを軽減、いや帳消しにするほどだ。片山はそんなこともわからない心根の持ち主である。

エコノミーに12時間!? ないわ~マジないわ~

しぃちゃん

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